「マインド・オーガニック」あとがき
人にはさまざまな「悩み」があります。
これまで、述べ五万人を超える方々のご相談をお受けしていると、つくづく感じることがあります。
それは「人は一人では生きられない」ということ。
そして「周りの人たちに支えられて生きている」ということです。
反面、複雑な人間関係が絡み合っているからこそ、人にはそれぞれいろいろな「悩み」があるのでしょう。
でも、それを第三者が見たときに、本人が気付かない点に気づくことが多々あります。それが人間の「相互作用」なのだと思います。
そしてこれはとても大切なことだと思います。
私がもしあなたの、「その一人」になれればと思いながら、この本を作りました。
人が幸せになってゆくのは、この「人と人との相互作用」が上手く行ったときだと思います。
この本の中には「オーラ」という言葉がよく出てきます。
オーラは「人の命のエネルギー」から発せられる波動です。人はまだカラダを持って生きているので、心とは裏腹な言動、行動をすることがありますし、そうすることもできます。
ですが、そんなとき、心のエネルギーである「オーラ」の波動は乱れ、思考にもカラダにも悪影響を及ぼすことがあります。
まさに「病気」が肉体的な原因だけでなく、さまざまなストレスから引き起こされるのに似ています。
「あなた」には是非、この「カラダとココロ」の関係を少しでも知っていただき、「カラダとココロ」の健康を保っていただければと思います。
「気持ち」が変われば、「オーラ」が変わる。
「オーラ」が変われば、あなたの「魅力」が変わります。あなたの「魅力」が変われば、あなたの「生活」も変わります。
そんな「プラスのスパイラル」になる一助に、この本の「サプリ」が効いてくれれば幸いです。
この本を書くのは大変な作業でした。
私は文筆が専門の人間ではありません。どちらかというと「お話し」が中心の仕事をしています。日常の行事もあり、ご相談者とのアポイントもあります。そうするとすぐに時間がなくなってしまいます。そんな状況の中でも短期間でこの本を仕上げられたのは、この本を作ることが実に新鮮で、かつ大変楽しい作業でもあったからです。
私の仕事は常に実感を伴います。ご相談にいらした方が、最後には「お悩み」を解決し、笑顔でお帰りいただくときの気分は最高です。「お役に立てた!」と実感します。
この本の各章、各項を書くときにしていたことは、それぞれに必ず誰かの顔を思い浮かべながら書いていたということです。
「書く」というよりも「お話ししていた」といった方が正しいのかも知れません。
もちろん、すべて「固有名詞である誰か」を想定していたというわけではありません。
こんな悩みを持っているであろう「あなた」を思い浮かべて書きました。
本当に目の前に「あなた」がいるつもりで真剣にお話しをさせていただきました。まさに「あなた」のオーラ・リーディングをしているような感覚でした。
そんなところを少しでも感じていただけたなら嬉しく思います。
私自身もこれまで多くの人たちに助けていただきました。
多くのエネルギーとパワーをいただきました。
もしかしたら、もっとも「人は一人では生きられない」「周りの人たちに支えられて生きている」と感じているのは私自身なのかも知れません。
この本を手に取っていただきました「あなた」に、心より感謝申し上げます。
取りあえず「マインド・オーガニック」のアップが終わりました。
読んでいただきありがとうございます。
次回からは別の「スピ専門書」のアップも予定しています。
そちらも宜しくお願い申し上げます。

