次の要素が「好奇心」です。

 

 「目標に向かって積極的に行動する」と書くと、すごく大変なように感じるかも知れません。これはそんなに難しく考えないで下さい。

 たとえばランチタイムに、「何食べていいかわかんないから、どうしよう。行き当たりばったりでいいや~」というより、「美味しいカレーを食べたいな(目標)、どこか近くにいいお店ないかネットで調べよ~(積極性)」という感じです。

 「行き当たりバッタリ」でも新しい発見があったりすることもあります。でも、「運を良くする練習」という意味では「目標を決めて、積極的に動く」方が効果が上がります

 

 このように、気軽なところから「運の向上」が始まるのですが、「積極的に動く」には「好奇心」が大切です。「運が良い人」は「好奇心が強い人」であることが多いのです。

 

 好奇心が強いと、視野が広がります。そうすると、当然のことながら「あなたに打ち寄せる運の波」が多くなります。また自分が一度興味を持ったことを深く考えるようになります。それによって「どうなっているのかな」「どうなるのかな」と、自然に「勘の訓練」もしているのです。

 

 三つ目が「ありがとうの心がある」です。

 

 これは当然「感謝ができる人」という意味ですが、「運」の特徴のひとつとして、「ラッキーは他人がもたらしてくれる」ということがあります。

 あなたは社会の中で、ひとりで生きているわけではありませんよね。いろいろな人に支えられて生きています。あなたの「やりたいこと」の大半はひとりではできないことでしょう。それで「感謝」なのです。

 人のオーラは相互につながります。ですから、「利用するだけして、あとはサヨナラさ!」などと考えていると確実にそのオーラは伝わります。あなたも他人から感謝されれば嬉しくなるでしょう。「また役に立ちたい」と思うでしょう。

 

 「運の良い人」は「人に恵まれる人」でもあるのです