
嫌いな人を好きになれなくても理解はできる
全体的にいえば、「あなたの嫌いな人にも家族がいて、友人もいる」ということをまず意識すること。これが大切なことです。「相手のいいところ」を探してみること。
もしかしたら「あなたが相手を見誤っているかもしれない」ということを意識して下さい。子どもの「イジメ」の場合は大人が介入しなくてはならないケースもありますので、一概にこの手法は使えませんが……。
先程「嫌いな人」リストに「あなた」と書いたのは、このことです。すべては「あなたが見ている相手」だということです。他の人から見たその人は違って見えているかも知れません。あくまで「あなたの主観」です。
相手との人間関係の始まった早い段階で、この意識を持つことをお勧めします。そうでないと先入観が固定観念になり、現実的状況の中で「意地」や「メンツ」も絡んできて、コミュニケーションの建て直しがますます難しくなるでしょう。
嫌いな人と人間関係を築く第一のステップは「あなたが変わる」ことです。
人間関係を変えるとき「自分を変えることは比較的可能だが、相手を変えるのは難しい」から、です。この場合の「あなたが変わる」とは「あなたの性格を変えろ」という意味ではありません。相手に対する「アプローチを変える」ということです。それによって相手が変わって行く事例を沢山見てきました。
あなたが「自分は悪くない」と考えていても、相手にそう映っていないことも多くあり、そこを少し変化させるだけで、相手の態度が変って行くことは少なくありません。
まずはここから始めましょう。
それでもダメなら、基本は「触らぬ神に祟りなし!」。
極力、接触をしないことがベストであり、究極の解決方法であることに変わりはありません。
最終的に「無理な我慢は、しなくていい我慢」だと思います。
to be continued
次回は:3.隣にいるだけで疲れる人! 何故!?