次が「あなたと性格が合わない人」。
 「きつく命令する」「物事のスピード感が違う(せっかち等)」「優しくない」「優柔不断」……。
 この場合は相手に「踏み込まないこと」です。
 「性格」は持って生まれたものを基礎に生活環境の中で育まれてきたもので、なかなか相手を理解するのは難しいことです。できるだけ性格的な部分に触れないように、その部分に踏み込まないようにすることが大切です。
 「あなたは優柔不断だから……」「あなたはせっかちだから……」などといっても、相手は頭でそれを理解したとしても、感情的には「おもしろくない」ものです。ですから極力、そのような面で嫌いな相手には「踏み込まない」ようにして「コミュニケーション法」で処理するようにしましょう。
 連絡事項を確実にしたり、報告をしっかりするなどのコミュニケーションの改善で人間関係がよくなる可能性があるパターンです。
 最後の「生理的に会わない人」の場合は大変難しいものがあります。
 「いい人なんだけれど、癖がイヤ」「どう考えても理由が見つからない。でも肌が合わない」このような人っているものです。「考え方ややっていること自体は普通なんだけれど、どうしても好きになれない」という感覚はあるものです。
 この理由は何かというと、「周波数の違い」です。人間にはいくつかの波動のタイプがあるからです。
 オーラ・リーディングの経験上、人の波動は大体一二層くらいに分けられます。
 占いの世界にも干支占い、一二星座占い、生まれ月占いなどがありますが、これらも人の波動などを感じて作られているのでしょう。また「一二」という数字は、時間に用いられたり、月の区切りに用いられたりしていて、これも人と波動と関係し、一〇進法より「自然」に近い感じがします。
 人の波動はこの一二のタイプの中で引き合ったり、反発したりしています。俗にいう「相性がよい」というのは、この波動タイプが近い人のことで、基本的に相手のことを理解しやすいタイプです。
 このタイプの中に決定的に反発しやすい波動タイプがあります。確率からいえば一二人に一人は合わない人がいるという計算になります。
 残念ながらまだ、この波動を測定する機械は存在しませんので、完全に判別することはできませんが、感覚的に感じる「生理的にイヤ!」というのはこれに当たります。
 「生理的にイヤ」という相手の場合、もう基本的にどうすることもできませんので、「極力避ける」というのが最善の方法です。

to be continued