「マーケティング=ものを売る仕組み」
の様に頭にインプットされてきたが、実は違うんじゃないか、って思い始めた。
たまたま海外発信のマーケティング資料を読んでいて違和感を感じたからだ。
日本で出回っているマーケティング本はどれも「売る」「儲ける」「戦略」「成功」「繁盛」の言葉が散りばめられ、企業や個人の私利私欲のため…?が強く出ている。
本来はもっと大きな視点で物事を見据え、社会全体の幸せを考えるためのものなのでは…?
気になったので、マーケティングの定義を調べてみた。
◾︎アメリカのマーケティング協会の定義
「Marketing is the activity, set of institutions, and processes for creating, communicating, delivering, and exchanging offerings that have value for customers, clients, partners, and society at large.」
(マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。)
◾︎日本マーケティング協会の定義
「マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。
定義からは、どちらもガツガツした商売色が感じられない。
意外にも、日本マーケティング協会の定義に「グローバル」という言葉が使われている。そのグローバルな視野とは「国内外の社会、文化、自然環境の重視」を意味すると言う。
私は過去にビジネス色の強い戦略系のマーケティング本を数十冊読んでどうも洗脳されていたようだが、
改めて本質的なマーケティングの思考を持ちたいと思った。
◾︎群馬の売場づくりサポート◾︎
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