①の続き。
両校は昨年度秋季リーグ戦で見てるので、それ書いたblogアーカイブを読み返してから書いてる。
あー、愛知学院大学の清水茜里(名古屋商業高・卒)が主将になってるとは思わなかったから見ときたかったーっ。彼女には髪伸ばしてて欲しかったーっ。…以上、見られなかったAコートの第2試合に関しての愚痴~っ。




【  至学館大学  ×  鈴鹿大学  】






至学館大は、俺が見た2戦共に負けてる不思議。前回も今回も、下位のチーム相手に負けてる。
主将の鉄本茜(沼田高・卒)の不運さが、この試合を難しいものにしてしまってた。味方のレシーブの拙さとセッターのコンダクトが偏っててスパイクの本数を大して打たせて貰えずに体が冷えてきて、やっとトス貰えても体のキレが鈍ってスパイク決めきれない…という悪循環があった。
ほどけた靴紐結ぶ遅延行為でイエローカード貰ってしまってた畑美奈穂(沼田高・卒)はセンターのローテで必ず1回はブロード攻撃を決めてたし、梶川珠里(岡崎学園高・卒)と山本実奈(富士見高・卒)はレフトで良い仕事出来てたし…で、ライト攻撃も十分繰り出せてない事がチームとしてピリッと来てない気がした。
前回見た時と同じ様に第4セットは相手より足が動けてるモンだから「…ドMだからか?」というのが頭を過った(笑)。
高橋愛莉(富山第一高・卒)、昨年度秋季リーグ戦と比べて進歩してねーなー。1回見てた情報を忘れてフラットに見てみれば同じミスに出くわして「…あ!このミス、以前見てるの思い出した!」ってのは、"いただけない"って事になるだろーよ。
リリーフサーバーで出場した小島茉也(名古屋商業高・卒)は、第3セットの23点目から連続エースでセット取れたから文句無し。
…ま、至学館大はセッター問題を納得する形で解決させなきゃダメだよなー。









鈴鹿大、進呈されて貼ってた激励幕『🏁GO FOR IT !』って、どっちかに"ロデオガール"が居るだろ!小野涼子って、まだ声優やってる?…そんな IGPX バナシ。
昨年度も見てる真保有沙(北陸高・卒)はこのチームでの技巧担当。状況に応じての強打軟打の打ち分けが本当に上手いので、相手のブロックとブロックフォローが完全に整ってなければそこを突いて得点してた。
同じく、昨年度見てる手原舞乃(近江高・卒)がゲームキャプテンだったこの試合(※第1主将は欠場)、彼女がセンターを完全に支配してた。この試合で彼女がセンターから打ったスパイク決まらなかった数本は、トス精度が結構低かっただけなので気にするこっちゃない。
スタメン出場はしてた柿本美琴(福井工業大学付属福井高・卒)は典型的なパワー系スパイカー。軟打を"逃げ"と解釈されたのかどーかは分からんが、気付いたら引っ込められてた。あのビジュアルなら、マシントレーニングを狂うほどした方が良い。意識高いプレイは到底無理だから。
長島美咲(日本工学院大学附属高・卒)は何か面白くて、バイプレイヤー的な役割だとちゃんとこなせてるのにセッターのコンダクトで急にボール集められると何故かスパイクの決定率が落ちちゃってた事な。
セッターだった谷口のりか(日本航空高・卒)は主軸セッターの欠場による出場故の、スタミナ不足によるトス精度落ちが露骨に出てて中矢真琴(京都学園高・卒)に代えてどうにか勝利をモノにしたがこの二人は一年生で、今年度のチーム戦略に影響は無さそうかも。
同じく一年生の山本夏々(京都橘高・卒)は、出身高校で得てた"味"を出してた。ただ、高校在学中チームでのスパイカー平均身長を下回ってた故に主軸ではなかったので(※彼女が登録されてた、京都橘高の春高バレー2019でのスパイカー平均身長は170cmオーバー、彼女の身長は167cm)『守備にも動けなきゃ起用してもらえない』という強迫観念の方な(笑)。リリーフサーバーとして入る→交代せずにレシーバーでそのまま後衛→前衛になるローテで交代していたが、第4セットの頃にはスパイカーのローテへ組み込まれる起用で攻撃力は発揮してたから(→試合の最後は、彼女の軟打で決した)、彼女は今年度のチームの中軸となるのだろー。
昨年度見たチームに比べての、今年度のチームへの妙な違和感はリベロの一年生・平川歩実(金蘭会高・卒)の存在だった。昨年度のチームの弱点がディフェンス全面の脆さで、試合見てて「『春高バレー連覇中の金蘭会高出身』1人をディフェンス面に入れるだけで、こうも戦えるのかーっ」って驚いたね。このチームで上位リーグ戦順位に入ったら笑う。それは中田久美・日本代表監督へ「20歳以下の金蘭会高出身リベロは1人、東京五輪に入れとけ!」って直訴モノである(笑)。