春高バレー視る前に、月刊バレーボール買ってきてる。ほぼ、この付録の為だけに↓。
①実況・鹿児島の局アナ、解説・"鹿児島県出身"迫田さおりによる『何とか中立は保たせよう中継』だったが、気付いたら迫田さおりが鹿児島南を「南高(なんこう)」って"地元呼び"してた。
②元・八王子実践監督の菊間氏と青山学院大コーチ(前・監督)の生瀬氏(※名字で"あの俳優"が浮かんだ方々、顔は似てるよ。そんな出自w)、福井工大福井の鈴木監督が関係者席で並んで着席して視察。
③八王子実践の貫井監督、ここ数年は"伝統の八王子実践っぽさ"というワードから逃げる様に『泥臭さ』を標榜してたが、コメントしてる『久しぶりにバランス良く戦えてる』が実は一周回って"伝統の八王子実践っぽさ"ってのを気付かず采配。『ちゃんと2人でブロック付けてるのに、相手のスパイクに対してブロックアウト狙いだと自信持って手を引っ込めてスパイクアウトに』ってのを伝統としてやれてるのは、八王子実践以外では数少ないよ。
④鹿児島南は昨年度でチームとして『合ってる』バレーが確立出来て、今回は誠英を下せたのに八王子実践に負けたのは、その動きからどう見ても"昔の名前に"だったのは勿体無かった。
盛岡誠桜が掲げてたバレーは間違ってなかった。ただ、『監督が同じセッター出身で、平均身長が自分たちと同じくらい(※味方の選手交代でリベロ除いた170cm以下が1人コートに入ってるかどうか)で粘れるバレーを標榜。ついでにユニフォームのメーカーも同じASICS(笑)』という鎮西との"ミラーゲーム"をやらされるとは思わなかった事でしょー。向こうより上回ってたのはプレイ精度、下回ってたのはパワー。自分たちのプレイ精度に確固たる自信を持ってたら、勝敗は逆だったかも知れない。…自信の植え付け方は、大学からのスカウティングを蹴って、昨年の春高バレー敗退して最初から決めてた"進路・グラドル"してる『先輩』に聞いてみると良いよ(笑)。
佐賀清和は全国大会で勝てるよーになって良かったじゃん(←昨年書いてる続き、ね)。あと必要なのは、学校に予算捻出してもらって列強の学校へ出向いて、練習試合重ねる事だよなー。下北沢成徳に負けた一因には完全なブランド力負けがあって、第1セットなんか漫画の表現で謂えば瞳孔開いてたか、目が渦巻いてた(苦笑)。応援席に居た部員たちを視たら、来年度のが演算能力の高いバレーが出来そーな気がしないでもない。
…監督って、よしもとの沖縄在住若手芸人に顔似てるよな?(※印象には個人差があります)
福井工大附福井は、昨年度に同校卒業の上坂瑠子(現・日立リヴァーレ所属)がVリーグで出場機会を与えられてる事で、部員たちは監督を信頼して春高バレー本戦に臨めてるのは大きかった。ただ、戦略とサーブが監督の思惑通りに全く応えられないのが出てしまうと、誘発するミスの数がそのまま点差に跳ね返る弱点があったな。
春高に男女アベック出場した鎮西の女子部は、男子ほど歴史は浅いし(男子→1949年創部、女子→2004年創部)、強豪とは言えない(男子→春高出場31回・優勝3回・準優勝3回、女子→春高出場3回)。県内には熊本信愛女学院高校というライバルが居て、春高出場回数は熊本信愛女のが多い。が、熊本地震の"傷痕"から鎮西は心理面でバイアスが掛かり、震災以後の2回は鎮西が連続出場してる。別にチーム強化出来た訳で無く、敗退した準々決勝・下北沢成徳戦を視てみればデジャ・ビュが来てさぁ、昨年度のチームと比べて大して変わらなかった。"オリンピアン"の監督(バルセロナ五輪・男子日本代表)の出してた指示は的確だったが肝心な選手たちの元々の演算能力が高くなくて動きが遅くて、考える分からのスタミナ消耗も来て(※2試合目の疲労は向こうも同じ)、そこに生じてた"隙"で打ち込まれてたし。監督からすればセンターコート到達は目標に置いてた筈だろーから、「まだ、メソッドが浸透しきってないかぁ…」と溜息突いた事でしょー。。