〈 2 〉からの続き~っ。
【 中京大学(リーグ戦1位) × 名古屋学院大学(リーグ戦3位) 】
この試合は当初センターコート・第2試合として組まれてたが下位リーグ戦で時間が押してしまい、両チームの帰路移動手段確保の都合上、入れ替えられてた。
中京大は総当たりリーグ戦全勝してただけあって攻撃のバリエーションが多彩だった。
主将の高相みな実(都市大学付属塩尻高・卒)は生まれる時代を間違えたなー。佐々木みきと同世代が良かったかも、というプレイスタイル。この高相と伊藤きわ美(古川学園高・卒)がバックアタックを使えてるので、相手のブロックを散らすのには充分→有利に試合を進められてた。
田中咲希(四条畷学園高・卒)はライトでこの試合一番良い仕事出来てた。
堀迫雅(県立岐阜商業高・卒)は途中出場するも流れに入れてなくて逆転されたから、これは監督の采配ミスな(苦笑)。
第2セットの鍵は若泉佳穂(福井工業大学付属福井高・卒)が握ってて、彼女の活躍度が中盤戦を過ぎるまで影響してて笑った。彼女のサーブ→相手のサーブレシーブがAパスになった瞬間で「あー、得点されるーっ」、彼女のレシーブ→Bパスになった瞬間「あー、ラリーが続くーっ」って分かっちゃうほどだった。
第3セットは高相―内田―田中の"強ローテ"でペース握るもローテが流れて一旦は逆転許すが、セッターの中條美月(古川学園高・卒)が機転を利かせて"ノッてると感じた"田中へトスを固めるコンダクトが成功して得点重ねて再逆転、そのまま押し切ってストレート勝ち。「過去に中條を巧く活かせなかったノリオ(←古川学園高の監督・岡崎典生)、コノヤロー」と思ったね。春高バレーの女子1、2回戦全試合視てるヒトとしては(笑)。
あ、勝利おめでとうございます。
名古屋学院大は主将でセッターの清水理紗(聖和女子学院高・卒)を中心に、
プレイから見たインテリジェンスでは高相よりは上であろう高橋りさ(岡崎商業高・卒)はサーブ、センター~ライトで、篠原真衣(岡崎商業高・卒)はブロックとセンターで役割は果たせてたが、相手に比べるとミスが少々目に付いて更にブロックの有効本数が少ないと、展開は向こうに握られる事になってしまうよねー。何しろ相手はバックアタックが使えたのでそれを警戒するとブロックを散らされるのは必然で、マークに付けたブロックは確実に決めとかないと(苦笑)。あと、内山明衣(八女学院高・卒)はスパイクの精度足んなかった。
リリーフセッターだった草西花凡(博多女子高・卒)に関しては、高相の強烈なスパイクで痛がるリアクションに萌えた(笑)。