午前中にフットサルした午後、全日本バレーボール大学女子選手権大会(通称・全日本インカレ)を視察した。
見たのは3試合の短評をサッと書く。校名の後のカッコは、所属する地域学連と秋季リーグの最終順位。


【  中央大学(関東3部12位) × 佛教大学 (関西3部2位) 】
中央大学は登録選手の半数が系列の高校卒業生なんだけど、同じように系列の高校を抱えてる東海大学とリーグ在籍カテゴリーを比べると『悪い意味での特色』に見えちまうわ(苦笑)。先ずはユニフォームの形を変えよーよ。
対する佛教大学の選手11人の出身高校の構成をざっと並べる→津商業、京都橘、大阪国際滝井…他は“地元”京都府の高校で、攻撃陣がさっき名前挙げた高校出身。
てなわけで、両大学の攻撃陣が高校在学時に全国レベルを体感してた差がスコアに出て、佛教大が勝利。佛教大の第1セットはサーブミスが多くて苦笑いした。あれが無ければ、試合運びは楽に進めたでしょー。







【  松蔭大学(関東2部4位) × 同志社大学(関西4部2位)  】
松蔭大は、相手が相手だけに選手個々に与えられた役割はキッチリ果たせてた。“格の違い”というヤツだ。
同志社大は監督が存在してないという、同好会みたいな感じ。まー、部としてのプライオリティは試合の勝利じゃないという事は確かかな。唯一バックトスから相手コートの隅へ落とそうとしてたのは「あ、なんか同志社っぽい」って勝手に思った。







【  日本大学(関東2部3位) × 平成国際大学(関東3部8位)  】
日大もご多分に漏れず、系列の高校出身の選手が多数在籍してる。それが良いか悪いかは来年度以降に評価すればいい。何故かというと、来年度の春季リーグ戦は、カテゴリー再編で2部トップの位置からスタートするから。
平成国際大は、厳しい規律をあんま敷いてないバレーとしてはあれで良いんじゃないかと。レベル向上は望めないけどさ。