この東京体育館開催でセミファイナルに絡んでるチームは3つ。セミファイナル進出のレギュラーラウンド1位はセミファイナル3連戦全ての第1試合にカードが組まれる為、時間に振り回されないメリットがあった。…その奪い合いがこの試合。


【東レ アローズ × デンソー エアリービーズ】


てなわけで、レギュラーラウンド1位通過を果たしたのは、この試合で勝った東レ アローズだった。
もし、初っ端でミス連発だったフリールを迫田へスパッと代えてなかったら全く違う試合展開になってたかもしれないくらい、試合全体としては拮抗してた。そこから抜け出せたのは向こうの積極性が薄れてきただけで、軟攻の数がちょっとだけ多かった木村は自身の内容に納得する筈が無い(笑)。
というか、フリールを加入させたフロントは誰よ?減俸もんだ、ソイツ。
最後に菅野監督が御祝儀的に二見を出したのは、個人的には少々気に食わなかったでーす(苦笑)。






負けたデンソー エアリービーズはレギュラーラウンド1位通過を逃したばかりか、すぐ下の順位のチラ見(※試合終了時点で)をしなければならなくなった。
総合力が上の相手に対しては1つのミスさえも命取り。その辺が痛かった。
デ・ラ・クルスは筋肉系の負傷で欠場だったが、代役でスタメンからプレイした高橋が秘密兵器的にそれなりの役割を果たしてたのは収穫と云えるでしょー。この試合でデータ取られてセミファイナルで通用するかは別の話。
セッターの熊谷は満遍なくトス上げる事に変に熱心で、東レ相手にそれでは何か違うと思った。両サイドの石井と鈴木が安定していても、東レの破壊力を上回る精度を引き出せなかった結果が、東レにレギュラーラウンド全敗したんじゃないかと(苦笑)。
リベロの真柴は、木村の強打に対して苦手意識持ってるのがちょっと気になったかなー。ポジショニングは間違ってなかったから。