これから同じ病気になる方

現在同じ病気と向き合っている方にとって

一番知りたい情報だと思いますので

記憶が新しいうちに綴っていきたいと思います

 

 

続きです。

 

 

前回2月29日のコルポ検査の時に

子宮頸がんほぼ確定だと告知され、

帰ってからおんおんと家で泣きました。

 

 

主人が仕事を休んでそばにいてくれて本当に心強かった。

(主人は自営業)

 

 

 

 

しかも…

1週間後に検査結果を聞きにいくまでに

わたしの誕生日を迎える予定で…チーン

 

 

 

いつもは主人と旅行に行くのですが、

今回は病院でバタバタしてたので

予約はしないで、と頼んでました。

 

 

 

旅行になんて行く気分じゃもちろんない。

 

 

 

でも...

家で塞ぎ込んでてもしょうがない。

 

もしかしたら

今年は旅行に行けないかもしれない。

 

 

 

楽しめないかもしれないけど、

どーせ楽しめないなら

外に出てた方がマシなんじゃないか?

 

 

 

と2人で話し合い、

誕生日を迎える前日から

私が前から行きたかった箱根の大涌谷へ、

一泊二日で温泉旅行に行くことにしました。

 

 

 

こんな状況じゃなかったら

きっともっとワクワクで楽しめてた。

(火山好きなので笑)

 

 

 

 

でも、それでも。

 

登山ケーブルカーに乗ったとき

大涌谷をロープウェイから見下ろしたとき

名物くろたまごを食べたとき

露天風呂に浸かったとき

美味しいご当地の物を食べたとき

ロマンスカーに乗ったとき

 

 

この瞬間だけは、

病気のことなんか忘れて楽しめました。

 

 

 

旅行に来てよかった〜ちゅー

 

心からそう思いました。

 

 

 

それでも誕生日を迎えた夜には涙が溢れてきて、

 

来年もまた箱根に来て、

去年の誕生日はメンタルボロボロだったな〜と

2人で笑って言えたらいいなぁと、

絶望の中思いました。

 

 

 

 

今思えば、

この時が一番しんどかった。

 

 

 

 

多分次病院に行ったら、

しっかりとがん告知をされるんだろう。

詳しく病気のことを突きつけられるんだろう。

手術のことを話されるんだろう。

抗がん剤とか言われるんだろう。

希望ある話なんてされないんだろう。

 

 

 

束の間の現実逃避。

それでもやっぱり箱根に来てよかった。

 

 

 

なんとも言えない感情の旅行の2日後、

初めて主人と診察室に入ることになります。

 

 

つづく

 

 

大涌谷から見た富士山↓

 

 

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