これから同じ病気になる方

現在同じ病気と向き合っている方にとって

一番知りたい情報だと思いますので

記憶が新しいうちに綴っていきたいと思います

 

 

前回の診察から1週間後の2月29日。

MRIの結果も届いているはず。

 

 

 

この日はコルポ検査だけの予定だったので

1人で来院。

 

 

 

診察室に入ると

見たことない男性のC先生もいて、

「検査の時に一緒にエコーで私も見させていただきます」

 

と言われ、

いよいよ大変な事態になっている気がして

不安になりました。

 

 

 

コルポ検査自体は、

ちょっと痛いですよ?とか言われましたが、

痛みはなくあっけなく終わりました。

普通の内診って感じ。

 

 

後で色んな方のブログを見ると

コルポ検査は結構痛そうなので、

先生の腕が良かったのかな?とも思います。

 

 

 

 

診察室に戻ると女医さんが、

 

「お疲れさまでした」

「先日のMRIの結果なんですが…やっぱり癌がありました」

「ただ奥の方が見えにくいので、先ほどエコーでも見させていただきました」

 

 

「それと…私では難しい手術なので、これからはC先生にお願いします」

C先生「よろしくお願いします」

 

 

 

 

へ???

がん確定ですか???

いまはっきり告知されたんですか?

私では難しい手術って何???

 

 

 

 

周りに看護師さんなど含めると5人はいましたが、

 

 

 

 

 

大号泣〜〜!!!えーんえーんえーん

 

 

 

 

 

全く泣き止まないわたしを見て

見かねたC先生が、

「早く治すためにやってるからね」

と強めに言ってくれましたが、

 

 

そんなこと言われても悲しいもんは悲しい!

分かってるけど今は無理!

無理なもんは無理!!!

悲しすぎる!!!

 

 

 

ヤダヤダヤダァーーー!

 

 

 

と、口には出してませんが

いい歳して内心マジで思ってました。

 

 

 

その後、CT、採血、レントゲンを

絶望の中言われるがまま受けに行き、

(今思えば手術前の検査だった)

 

 

待ち時間に主人に

「もう手術確定やわ...なんかヤバいかもしれん」

とだけLINEして、

また診察室に戻ってきました。

 

 

 

診察室に入るなり女医さんが、

「次の予約をとりますね」

「検査結果をお伝えするのでご家族の方と来てください」

私「絶対嫌です!!!」

 

 

 

こんな気持ちになるのは私1人でいい。

主人にこんな気持ちになってほしくない。

私1人で十分だ。

 

 

 

そう思ってさらに涙が溢れてきて、

看護師さんに背中をさすられながら

「次はご家族と来てください」

となだめられました。

 

 

 

 

どれだけなだめられても、

優しい言葉をかけられても、

今の私の心が楽になる言葉なんてない。

 

 

 

受け入れられる訳ないし

残酷でどうにもできない現実。

努力しても変えられない現実。

絶対に起きてほしくなかった現実。

 

それがまさか。

まさか自分に降りかかるなんて...

 

 

 

絶望したままエスカレーターを降りていたら、

 

わたしのLINEを見て焦った主人が

病院に小走りで駆けつけて、

受付のロビーでオロオロしてるのが見えた。

 

 

 

 

今でもそれを思い出すと涙が出る。

 

 

 

 

最悪の瞬間だったけど、

心の底から暖かくなって

余計に涙が溢れて止まらなくなりました。

 

 

つづく。