シーツ交換をしていると電話が鳴った。
夫の上司からの折り返しの電話だった。

お世話になっております。突然の電話で申し訳ないです。
先程、夫から私に電話がかかってきて、職場へ向かう電車に乗っていたのだけど、苦しくてこれ以上、電車に乗っていられない。と電話がありました。
私も仕事中なので、ゆっくり話が聞けていないのですが、申し訳ないのですが、今の夫の状態は仕事ができる状態ではないです。休ませてください。
たぶん、普通に電話で上司さんと話すこともままならない状態だと思うので、本人が落ち着いて話せる状態になるまでは、私から電話連絡させてください…

上司の方はそこまで追い詰められていたとは…と少し驚いてはいたが、了承してくださり電話を切る。


で、これから私はどうしたらいいんだ?!


私の頭に思い浮かんだ2人へ連絡だ!


1人目はお世話になっている整骨院の先生へ電話をかける。この先生は以前にも、夫がメンタルがやられた時に話を聞いてもらっており、相談できる方である。

患者さんの治療中であったため、私から電話があったことをお伝えして欲しい旨を伝え電話を切る。


もう1人はどんなSOSでも受け止めてくれる女神。SNSのメッセージにて現時点の状態を説明し送信。


そうこうしていると、整骨院の先生から電話。


先生:どうしましたか〜?


私:実はさっき夫から電話がかかってきて。苦しくて苦しくてこれ以上電車に乗っていられない。と。職場には私から連絡し状況説明し休ませてもらいました。


先生:そうでしたか。大変でしたね。

で、旦那さんは今どんな感じ?


私:今、〇〇駅で電車を降りて気持ちを落ち着かせているようです。


先生:電車に乗って家まで帰ってこれるって?


私:はい。帰ってこれると言っていました…

先生、私、どうしたらいいですか?


先生:なにに対してですか?


私:夫が帰ってきた時にどう接したらいいですか?


先生:そうだねぇ。いつも通りふつ〜に。ふつ〜に接したらいいよ〜。今は旦那さん、気持ちが爆発して、本人が一番自分を責めてるからね。

辛い気持ちと情けない気持ちと、もうすこしがんばれたんじゃないか?って。いろんな気持ちがこんがらがってるからね。


私:うん。わかりました。ふつ〜にしたらいいんですね。


先生:そうそう。ふつ〜に。職場へは旦那さんから連絡するの?


私:たぶん自分の口で話せる状態じゃないので、本人が話せる状態になったら、本人から連絡させます。それまでは私から上司へ電話させてもらうようお願いしました。


先生:うん。それで正解ですよ。今ね、旦那さん脳が正常に働いてないんですよ。「決める」ってことができないからね。それでいいですよ。


私:私の判断があっててよかったです。ありがとうございます。


先生:またなにかあったら連絡してくださいね。夫婦で話にきてもいいし、電話でもいいし。


私:ありがとうございます。本当にありがとうございます。

また頼ることがあるかと思いますが、よろしくお願いします。(ここらで胸の支えを話せたことで少しホッとしたのか、涙が溢れてくる。)


先生:どんどん頼っていいんですよ。また連絡待っていますからね。


電話を切ると、またまた涙が流れてくるが、仕事中!と気持ちを切り替え、目頭を押さえて深呼吸。


落ち着けおちつけ!

夫は今、大丈夫か?ちゃんと電車に乗って帰ってこれるのか?


心配はあるけど、夫を信じよう。

そういえば…

明日で結婚式から10年が経つなあゆめみる宝石