暖かくなり、草木が元気に伸びる季節!
わが家もあっという間に庭の草がボーボーに。
先日、久しぶりに畑の会に参加したのですが、
やはり草の勢いがすごい
でも、
「迷惑な雑草」と思われる中にも、
実はわたしたちの体に有効なはたらきをしてくれる植物、
たくさんあるんですよね。
今回も、畑にたくさん生えていた「スギナ」。
一緒に草取りをしていたお姉さまが、スギナは抜くのが大変!と、
ちょっと迷惑がられていたのですが、
マクロビバカなわたしにとっては、「ミネラルの宝庫!」
にしか見えず。
フサフサで柔らかな「スギナ」を、抜いて打ち捨てるのがもったいなすぎて、
もらってきました!(根っこごと)
スギナは、カルシウム、マグネシウム、リン、カリウム、
ケイ素、ビタミンC、Aなどを含んでいて、
骨粗しょう症予防、利尿効果、デトックス効果、血液浄化作用などもあります。
マクロビ的には「陰性」な植物、という判断になります。
なので、生葉のまま食べたり煮だして飲むより、
乾燥させるほうがオススメ。
実際、スギナの葉を乾燥させたものは、
問荊(もんけい)という生薬として扱われています。
よく洗って、そのまま天日に干すだけ。
今回わたしは、サッと蒸してから干しました。(お手当の本に従ってみた。)
1日でカラカラに乾燥しました♪
それをフードプロセッサーで細かく粉砕し、
梅干しを漬けたときの赤しそを干したもの(ゆかり)と、
いりごま、塩と合わせて、「ふりかけ」に。
残りは、密閉容器で保存して、お茶にしてときどき飲んでいます。
ティーバッグに入れて10分ぐらい煮だせば飲めます。
ただ、どんなに体によいものでも、摂りすぎれば害にもなります。
スギナも摂りすぎると、チアミン欠乏症や、
中毒症状を起こすことがありますし、
マクロビお手当本によると、骨が固くなりすぎて柔軟性を失う。
らしいです
食べるなら1日小さじ1杯程度、お茶は1日1杯が、摂取の目安。
そして、身体の声を聞きながら、
口にする日、しない日を自分で調節しましょう。
他にも、スギナは煮だして入浴剤にすると皮膚疾患にもよかったりしますし、
いろいろな活用法、ぜひ調べて楽しくお付き合いください(^-^)
雑草と見るか、薬草と見るかで、
付き合い方もガラリと変わりますね。
そして、この世界の豊かさに気づかせてくれるのも、
足元に広がる植物の世界だったりします。
でもその豊かさも、もっともっと!と、
必要以上に貪ったり、人間の都合だけでコントロールすれば、
バランスを崩してしまう。
人間の欲と環境との、快いバランス感覚は、
日ごろから自然と触れ合うことで
育つのではないかと思います