8月の「セルフ・セラピー・カード」のリーディングです。
8月に陥りやすい傾向として「犠牲」「無意味感」「恐れ」を引きました。
8月の幸せのカギとして「平和」「豊かさ」「自由」を引きました。
8月は、犠牲を払うことになり、空しさを感じたり、未来についての恐れを感じる傾向がありますが、平和な気持ちを選択して、精神的にも物理的にも豊かさを受け取り、覚悟を決めることで自由を感じられる月のようです。
◾️より詳しい説明
今年になって「犠牲」のカードを引くことが多くて、「あれ、また?」という感じでしたが、今は、犠牲を払うのではなく、与えて受けとることを本当に実行する時なのだと思います。
無理をして自分から差し出すばかりで、自分が受けとることをしないと、犠牲を払うかたちになって、ひそかに恨みが溜まりそうです。
自分から与えると決めて差し出すなら、犠牲を払う感じはなく、自由を感じられるでしょう。
犠牲を解決するカギとして「平和」を引きましたが、平和で安らかな気持ちを感じられるということが、自分にとっても、周囲の人にとっても大事です。
例えば外から帰って暑くてたまらない時は水分補給してシャワーを浴びるように、普通にしていることで結果的に平和な気持ちになるのに役に立つ行動は色々あります。
8月の2つ目の傾向である「無意味感」は、「こんなことをしても意味がない」という空しい気持ちです。
このカードの絵のように、本当は明るい光もあるのですが、本人がうつむいて上を見ようとしないので、目に入らないのです。
この無意味感を解消してくれるのが、「豊かさ」のギフト。ギフトとは、才能、贈り物という意味なので、自分の中で豊かさの才能を開花させることがカギ。
どうすれば「豊かさ」のギフトが花開くか、その方法のひとつは、既に自分にあるものを認めて感謝すること。
今既にあるものを認めて感謝すれば、心の中で豊かさの扉が開きます。
8月の3つ目の傾向は「怖れ」。怖れというのは、未来に関して、今ある何かを失うのではないかという不安です。
現在はまだ失われていないのに、あたかも既に失われているかのように、縮こまって怖れることで、実際にそれが失われやすい状態になってしまいます。まさに、自己実現する予言になってしまいます。
解決のカギである「自由」は、コミットメントを表すカード。
コミットメントとは、与え続けると決めて与えること。
例えば愛や信頼や熱意を与え続けると決意して実際に与えることで、心が解放され自由を感じるのです。
一方、コミットメントがないと、ケンカするたびに「別れよう」ということになってしまいます。
怖れに関して、自分から、例えば信頼や愛情を与え続けると決めて実際に与えることで、怖れから解放され自由を味わえるでしょう。
厳しい暑さが続く8月ですが、
平和を感じられる行動を選択して、豊かさを受けとり、何かまたは誰かにコミットして自由を味わいましょう。
大空夢湧子
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