肉体は偉い。

多くの事を教えてくれる。


つい忘れてしまう。

私たち女には子宮がある事を。


子宮の声なんて聴こえなかった。

聴いてあげようなんて思いもしなかった。


月のものがあるのも鬱陶しく、

メンタルに波があるのも、もどかしい。


女の身体は面倒だ。

そう思ってきた。


そんな思いを抱えていたら、

いよいよ卵巣が悲鳴をあげた。

卵巣嚢腫。

髪の毛や血液、脂肪・・とにかく溜め込んだ。


女の身体を拒否したままいたら、

身体がサインを出した。


わかって欲しい、

気付いて欲しい、

置いてけぼりにしないでって。


愛しいって思った。

こんなになりながらも、

私は私を見捨てず、

メッセージをくれたんだ。


子宮に手を当て温める。

卵巣に手を当て温める。


安心してもいいよ、

もう大丈夫だからね・・


こうしていくうちに、

感じる身体へと変化し出した。


子宮の鼓動を感じる。


お腹側から触っただけで、

感じるの、エネルギーを。


生きてるって素晴らしいね。

こんな事も体験ができるのだから。


ありがとう、

今日も生きていてくれて。

あなたにとって最高の1日になりますように!