共通一次が1979年に始まり,1990年にセンター試験に変わり,来年(2021年)からは共通テストに変わります。
名前が変わっても,試験方式は同じままです。
大きく変わったのは,難易度
特に数学は30年前の2倍以上の難しさです。
難易度ってどうやって測るの?
平均点?
平均点はその時代時代の学生のレベルに応じて変わるので,
同じ問題でも,お勉強のできない世代だと平均点50点,お勉強のできる世代だと平均点70点というようになるので
平均点は難易度の指標にはなりません。
そこで,私自身が解いて,解答にかかった時間を測定してみました。
制限時間100分の問題を30分で解ければ,難易度30÷100=0.3 のように,
その結果
5年ごとに解きましたが,問題解釈の難易度,計算量の多さ,制限時間と問題数のバランス
どれをとっても難易度は上がています。
ゆとり世代と言われる人たちの受験が2010~2015年
「ゆとりはダメだね」と言っている上司の世代の受験が1985~1990年
上司の皆さん,ゆとり世代の方が入試が難しかったのですよ。
ちなみに1983年の共通一次問題を掲載します。
私が受験したときのもので,数ⅠⅡ合わせて,5問で100分,満点が200点です。
これ,今出題したら,平均点で80%を超えるかも。
去年(2019年)の問題は,大学入試センターのHPから見てください。
https://www.dnc.ac.jp/center/kako_shiken_jouhou/jisshikekka/index.html

