高校入試の難問を図形センスのない人が力ずくで解いたら | 東大カリスマ塾長 浜田一志公式ブログ -9割が伸びる”文武両道”勉強法-

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補助線・円・相似 を思いつかない


私は図形センスがないという人が


関数だけをを使って力ずくで解くと次のようになります。


ラ・サール高校の入試問題です。

問題はこちら

http://ameblo.jp/miraclemaster/entry-10881732763.html


【準備】

関数の式をさらっと求めることができるように、公式を使います。

是非覚えてください。


点(p,q)を通り、傾きmの直線の式

※ y-q=m(x-p)


2点(p1、q1) (p2、q2)を通る直線の式

傾きを m=(y座標の差)/(x座標の差)=(q1-q2)/(p1-p2) でもとめてから

※ y-q1=m(x-p1)


また、図形問題なので、線分の長さを求めるために

2点間の距離の公式

  2点(p1、q1) (p2、q2)の距離

 √{(p1-p2)^2+(q1-q2)^2}

 √{(x座標の差)^2+(y座標の差)^2}



【解説】 


図のように座標を設定します。

A(0、0)

AB=2√29なので

B(2√29、0)

△ABDは直角二等辺三角形なので

C(√29、√29)
東大野球部スカウト部長が教える勉強の裏ワザ-ラサール2010-21

<Cの座標について>

C(p、q)とおくと

AC=10 より

 (p-0)^2+(q-0)^2=10^2 ・・・①

BC=4 より

 (p-2√29)^2+(q-0)^2=4^2 ・・・②


式を展開して整理すると

 ① p^2+q^2=100

 ② p^2-4√29p+q^2=-100

①-②より

  4√29p=200

     p=50/√29=50/29・√29

①に代入して、q>0より

     q=20/29・√29


C(50/29・√29、20/29・√29)


これで、A,B,C,Dの座標がすべてそろいました。


あとは、直線の式を出して交点を求めるという作業で E、Fの座標を求め、距離の公式で線分の長さを出していきます。


<直線ACの式>

 2点 A(0,0) C(50/29・√29、20/29・√29) を通る直線

 傾き=20/29・√29 ÷ 50/29・√29=2/5

 y-0=2/5(x-0)

  y=2/5x ・・・③


<直線DBの式>

 2点 D(√29、√29)  B(2√29、0) を通る直線

 傾き=-√29/√29=-1

 y-0=-1・(x-2√29)

 y=-x+2√29 ・・・④


<Eの座標>

 ③④を連立させて 

 2/5x=-x+2√29

 2x=-5x+10√29

 7x=10√29

  x=10/7・√29

 y=2/5×10/7・√29=4/7・√29

E(10/7・√29、4/7・√29)


<DE、EBの長さ~比>

 D(√29、√29)、E(10/7・√29、4/7・√29)

DE=√{(-3/7・√29)^2+(3/7・√29)^2}

  =3/7・√58


 E(10/7・√29、4/7・√29)、B(2√29、0)

EB=√{(-4/7・√29)^2+(4/7・√29)^2}

  =4/7・√58


∴ DE:EB=3:4


<直線DCの式>

 2点D(√29、√29)、C(50/29・√29、20/29・√29) を通る直線

傾き=9/29・√29 ÷ (-21/29・√29) =-3/7

 y-√29=-3/7(x-√29)

 y=-3/7x+10/7・√29 ・・・⑤


<Fの座標>

⑤式とx軸の交点なので

 0=-3/7x+10/7・√29 

 x=10/3・√29

F(10/3・√29、0)


<DC、CFの長さ~比>

 D(√29、√29)、C(50/29・√29、20/29・√29)

DC=√{(-21/29・√29)^2+(9/29・√29)}^2

  =3√2


 C(50/29・√29、20/29・√29)、F(10/3・√29、0)

CF=√{( -140/87・√29)^2+(20/29・√29)^2}

  =20/3・√2


∴ DC:CF=9:20


<△CBFの面積>

底辺=BF=10/3・√29-2√29=4/3・√29

高さ=Cのy座標=20/29・√29

4/3・√29×20/29・√29÷2=40/3



計算はハードですが、気づかず0点よりはまし。