30年前は「肩を冷やすな」といって。水泳禁止,夏でも寝るときは半そで禁止でした。
現在は「アイシング」。投球練習後には,肩肘を氷で冷やして充血を防ぎ,その後マッサージです。
また,昔は練習休みは年に数日,毎日練習でしたが
現在は週1日の休養日が当たり前になってきました。
その他,いろいろなスポーツ医学の知識が浸透して
投手寿命が伸びているように思います。
このケアの知識は,指導者だけでなく
選手自身にも浸透し,選手が自主的に行う傾向が増えてきます。
とてもよい傾向だと思います。
2008年の高野連のアンケート結果(4000校集計)より
Q 運動後のアイシングはどうしていますか。
① 本人に任せている 56%(2003年)→64%(2008年)
② 指導者が指示をしてやらせている 35% →31%
③ 特にやっていない 8% →5%
Q シーズン中、投手にノースローの日をどれぐらい設けていますか。
① 慨ね試合の翌日はノースローにしている 50%(1998年)→42%(2008年)
② 5日に1日程度ノースローにしている 13% → 13%
③ 1週間に1日程度ノースローにしている 13% → 18%
④ 本人の判断にまかせている 20% → 25%
Q. 週に何日練習していますか。(休暇期間を除く)
① 4日以下 1.5%(1998年)→1.3%(2008年)
② 5日 3.4% → 3.3%
③ 6日 56% → 63%
④ 毎日 38% → 31%