半世紀前の数学オリンピック | 東大カリスマ塾長 浜田一志公式ブログ -9割が伸びる”文武両道”勉強法-

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生物オリンピック,数学オリンピックで日本の高校生が活躍しニュースになっています。


神田の古本屋で,昭和41年発行の数学オリンピックの本を見つけました。


東大野球部スカウト部長の全力疾走-数学オリンピック古本

第4回大会(1962年)は,ブルガリア,ハンガリー,東ドイツ,ポーランド,ルーマニア,ソ連,チェコスロバキアの7カ国の参加で,共産圏の数学を振興するイペントといった様相だったとのことです。


問題も今よりやさしく (と言っても,今の東大入試と同じぐらいですが)

中学生でもなんとかなりそうな問題も入っています。


全7問中の問1

 つぎの性質(a)(b)をもつ最も小さい自然数を求めなさい。

(a) その数は十進法で一の位が6である。

(b) 一の位の6を消し,残った数字の先頭にこの6を書き加えて,出来た数はもとの数の4倍に等しい。


例えば126ならば612になり,

612が123×4と等しければOKという問題です。

残念ながら126は不合格ですが。


皆様もチャレンジしてみてください。