東大入試 教科書だけで何点とれる? 日本史編 | 東大カリスマ塾長 浜田一志公式ブログ -9割が伸びる”文武両道”勉強法-

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教科書を傍らにおいて 東大入試問題を解くと何点になるか

を検証しています。


日本史の問題は全部が記述式なので,

世界史ほど得点できません。


60点満点中15点~25点ほどです。

世界史のように教科書の文章そのままが答になることがないのですが,

教科書に出ていないことがらは設問中に参考となる文章が必ず載せてあります。

この問題文中のヒントを読み解く力がある人が合格点40点に達することになります。

教科書+国語力

です。


例えば,2008年問1A

「東国は,古代国家にとって,どのような役割を果たしていたのか,3行以内で述べなさい。」


教科書を検索すると

p28 大王のもとにその子女を舎人・采女として出仕させ,地方の特産物の貢進,屯倉や名代・子代の部の管理をおこない,軍事行動にも参加するなどして,ヤマト政権に奉仕するようになった。

p33 大海人皇子は美濃を本拠地とし,東国からの軍事動因に成功して大友皇子の近江朝廷を倒し,翌年飛鳥浄御原宮で即位した(天武天皇)。

p37 防人には多くの東国の兵士があてられ,大宰府に属した。


とあるので,「東国は,古代国家の兵士の供給源であった」ことが言えます。これだけでは,3行の文章にはならないので,設問中にあるヒント「古代の天皇の親衛隊は,東国出身者が中心であった」などとからませて作文していきます。


解答例「東国はヤマト政権時代から,出仕,貢進,軍事行動への参加などで奉仕してきた。その後の律令国家にとって,平時には防人や天皇の親衛隊,戦乱時には兵士をさらに供給することで,軍事面から律令国家をささえた。」