恐ろしい夢より幸せな夢の方がいいはずなのに
それでも
幸せな夢を選ぶことをためらっているなら、
それには理由がありますね!
例えば
心の準備?をしてから
ホーリースピリットを頼ろうと思っていませんか?
でも
準備なんて必要ないんですよ!
決して、自分の心から
すべての恐れや憎しみを取り除くことを
試みた後で聖なる瞬間に取り組もうとしないように。
それは聖なる瞬間の機能です。
決して、ホーリースピリットに助けを求める前に
自分の罪悪感を見過ごそうとしないように。
あなたの役割は、ただ、ホーリースピリットに
すべての恐れと憎しみを自分の心から取り除いてもらい、
ゆるされたいというささやかな意欲を
ホーリースピリットに差し出すことだけです。
(テキスト第18章・第5節・段落2)
幸せな夢とは
<幸せ>を体験していく夢です!
悩んでいるからこそ、問題を抱えているからこそ、
欠乏感や罪悪感を抱えているからこそ、
恐れや怒りがあるからこそ
<悩みや問題、恐れや怒り、罪悪感や欠乏感を
自分の心から一掃してもらいたい>という
<ささやかな意欲>をホーリースピリットに差し出すことで
<恐れの夢>を後にして<幸せな夢>に一歩踏み出すのです!
自分でなんとかしようともがくことはヤメ
とホーリースピリットに頼めばいいだけなのです!
次に受け止めたいのは
ホーリースピリットが見せてくれる幸せな夢を選ぶということは
<自分が思い描く幸せ>
例えば、
<経済的な豊かさや特別な愛の関係>は諦めなければいけない!
と思っていないかということです。
幸せな夢を選ぶために何かを諦める必要なんてありません!
ホーリースピリットの叡智は実に実用的なので
あなたの夢を受け入れ、
それらを目覚める手段として用います。
あなたなら、眠り続けるために自分の夢を
用いたことでしょう。
わたしは以前、夢が消える最初の変化は、
あなたの恐れの夢が幸せな夢に変わることだと
述べました。
この夢の変化をもたらすことこそ、ホーリースピリットが
特別な関係において行うことです。
ホーリースピリットは特別な関係を破壊しないし
あなたから奪い取ることもしません。
ただ、それを別のやり方で用います。
ホーリースピリットの目的をあなたが実感できるように
するための助けとして用いるのです。
特別な関係はそのまま留まりますが、
苦痛や罪悪感の源としてではなく、喜びや自由の源として
存続するのです、
特別な関係はあなた一人だけのものではなくなります。
なぜなら、あなた一人だけのものにしていたことが
それを悲惨なものにしていたからです。
その非聖性が特別な関係を孤立させていたのですが
その聖性はすべての人たちへの捧げ物となるのです。
(テキスト第18章・第2節・段落6)
お金と自分との関係であれ、愛する人と自分との関係であれ
特定なものと自分との関係はすべて<特別な関係>です。
ただ
ホーリースピリットがその関係を
否定したり、破壊したり、奪い取ることは絶対ありません!
それどころか
わたしたちが<特別な関係>をホーリースピリットに差し出せば
その<特別な関係>を道具として活用してくれるのです。
苦痛、罪悪感、欠乏感、無力感、恐れ、不安の源
だったその関係を
喜び、自由、幸せ、豊かさ、開放感、安心の源に
してくれるのです!
ホーリースピリットの目的は
わたしたちが自分で作り出した囲みを外して自由を楽しむことです!
苦痛や罪悪感を手放して喜びや幸せを楽しむことです!
このホーリースピリットの役割を自分が担おうとすると
恐れや不安や怒りが湧いてきて疲労困憊するのです。
わたしたちの役割は、
自分の<特別な関係>をホーリースピリットと
分かち合うこと!
言い方を変えるなら
<〇〇とわたし>という<特別な関係>にホーリースピリットを呼び入れて
愛の三角関係?? ホーリートライアングル??
にするのです!
ホーリースピリットを招き入れれば
ホーリースピリットとは愛であり、聖性なので
どんな関係も愛の関係、聖なる関係になるのです。
ということは
あなたが関わる関係の中に、
ホーリースピリットはリアルワールドを
そっと置きました。
それは、幸せな愛に満ちた世界であり、
そこから目覚めることは容易であり、自然なことです。
なぜなら、あなたが眠っているときと
起きているときに見ることが、
どちらもあなたの心の中の同じ願望を
表しているのと同じように、
リアルワールドと天国の真実は、
神の意志において繋がっているからです。
目を覚ます夢は、真の目覚めへ容易に移行します。
なぜなら、目覚めの夢は、
神の意志と繋がったあなたの意志を反映しているからです。
そして、この意志が達成しようとしたことが
為されなかったことは一度もありません。
(テキスト第18章・第2節・段落9)