たった今、今の状態で、今の状況で、
今いる人たちと幸せな夢へ移行できます！
とは言え、わたしたちには
こんな状態では無理だ！
こんな人たちと一緒なんて嫌だ！
と
＜＊幸せな夢を選ばない自由＊＞はあります！
この病気が治ったら。。
あれが手に入ったら。。
ここから抜け出せたら。。
この問題が解決したら。。
と
＜＊幸せな夢を先延ばしにする自由＊＞はあります！
この人（たち）を置いてわたしだけ幸せになってはいけない！
と
＜＊幸せな夢を誤解する自由＊＞はあります。
それでも
この世界に居ると思っているわたしたち一人ひとりの足元から
幸せな夢という道は、＜常に＞、延びています。
個体として生きていると思っている間は
たった今、この瞬間に
誰もが
自分のために用意された道を選ぶ自由があるのです！
ただ
自分以外の人のために用意された道を歩むことはできません！
誰かに、自分に代わって自分の道を歩んでもらうことはできません！
世界でたった一人のわたしのために用意された道に
踏み出せるのはわたしだけなのです！
ここでは
同じ両親、同じ屋根の下で育った兄弟姉妹であっても
名前も異なれば、性格も異なります。
育つ環境も微妙に異なり、
出来事、状況に対する見方、感じ方も異なります！
同じものは二つとないのです！
目立ちたがり屋の子もいれば、
引っ込み思案な子もいます。
高いところに登るのが楽しい子もいれば
高いところは怖くって足がすくんでしまう子もいます。
できるかできないかなんて気にせずに
あれこれチャレンジする子もいれば
できなかったら恥ずかしいと尻込みする子もいます。
背が高い子もいれば低い子もいるし
足が速い子もいれば遅い子もいます。
算数が得意な子もいれば苦手な子もいるし
運動が好きな子もいれば嫌いな子もいます。
それまでは怖いもの知らずだった子が
あることをきっかけに、
度重なることで徐々に、
怖がりになることもあります！
子供の頃は嫌いだったものが大人になって好きになる人もいます。
大人になっても嫌いなままな人もいます。
肉体として生きている間は一人ひとりの歴史は異なります！
それぞれの＜自叙伝＞があります！
ホーリースピリットは
それをすべて承知の上で、誰もが今の自分から
＜幸せな夢＞へ踏み出せる道を用意してくれているのです。
一人ひとりの好き嫌い、得手不得手を承知の上で
わたしたちを導いてくれるのです。
何を怖がっているか、何を避けたいと思っているかを承知の上で
わたしたちが怖い思いをしないよう導いてくれるのです。
でも。。
他の人と自分の現状や育った環境を比較して
劣等感に苛まれたり、優越感に浸ったり、孤立感に酔いしれていると
たった今、自分の目の前に、自分の足元に
自分のために用意された道があることに気づくことができません！
ホーリースピリットの
＜恐れの夢から幸せな夢へ移りませんか？＞
というやさしい呼びかけは
比較検討する思考にかき消されてしまうのです。
さて。。
出発地点はみなそれぞれ異なるし
それぞれの道で体験していく形も異なるし
進み方もまちまちですが
体験していく内容は基本的にみな同じです。
幸せな夢のゴールはまったき幸せだからです！
神の子に目覚めることだからです！
一歩踏み出し、歩き始めると
自分と同じように歩んでいる人たちを見かけることになります。
どんどん進んでいく人もいれば
遅々とした歩みの人もいます！
道は交差したり、合流したり、また別れたりすることもありますが
最終的には
すべての道は一つになります。
＜幸せな夢＞のゴールはワンネスだからです。
最初は
自分の歩みを他の人の歩みと比較して
落ち込んだり、胸をなでおろしたりするかもしれません！
他の人と関わることが怖くなって心を閉ざしたくなるかもしれません！
それでも
そうした思いもホーリースピリットと分かち合っていけば
ホーリースピリットは、必ず、安心できるよう導いてくれます。
そして
だんだんと
誰かが楽しそうに歩んでいる姿を見て
誰かが嬉しそうに駆け抜けていく姿を見て
楽しそう！よかったね！
と
その人の喜びを自分のことのように喜べるようになっていきます！
わたしもあんなふうになれるのね！
と受け止めている自分に気づけるようになります。
その人も自分も同じところに向かっていることが
わかるようになってくるからです。
次第に
＜視界に入る誰かの道＞と＜自分の道＞が近づいて
境界線が薄れ、
一つの道を歩んでいることに気づくようになるのです。