久しぶりに両親とお能を鑑賞してきました。
15年来の能楽師の友人がセルリアン能楽堂で
お能を舞うのを偶然に知ったのです。
彼らの影響を受けて、お能の面白さを知り、
一時期は毎月鑑賞したものでした。
お能の世界は本当に面白い・・
舞台の上はとてもシンプルでほとんど飾りものが
ありません。
最小限の情報だからこそ、
舞で感情が伝わってきます。
友人たちも15年前とは大違いで
立派で堂々とされていました。
(40年近く能楽師なのですから・・尊敬です!)
それにしても幽玄の世界がやっぱりはまってしまう。
コーチングやカウンセリングをやる前から、
ココロの奥の世界の描写が好きだったのですね。
今頃気づくのも不思議なのですが
ある人に、前世はかなり有名な能楽師だったと
言われたことを思い出しました。
それと・・両親によると
私の生まれた地域が「高安」と言って、
能の演目の舞台になっていることが多いのです。
お能に縁がある場なので、
伝統芸能好きの祖父が家を建てたのだとか・・
母は今頃、謡いをやっています。
その話をしたら、主人まで謡いをやりたいとか・・・
主人がお能に興味あるのは意外でした。
やっぱり世代を超えて、ご縁があるのですね。
30代の頃よりも、今の年代以降の方が
「伝統芸能が大好き」と言い易いのもラッキー。
生涯かけて楽しめる趣味を持っていて
つくづくよかったと思うのです。
また来月も行くので楽しみなのす☆