恐れも喜びも・・・執着と手放し・・その1 | 本質が活きる・みちひらきコーチング☆室井奈実

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室井奈実のコーチングメソッド
『自分自身がパワースポットになる・みちひらきの秘訣』を発信中☆

クライアントさんから心理ブロックなどの影響で、

思い込みや囚われを手放したいけれど、

「感情を手放すという感覚はどんな感じですか?」と質問を受けます。


何だか嫌だなという感情・痛み・悲しみ・恐れなどに

囚われてしまった時、


「手放したい!」と思えば思うほど、

その感情が手放せない・・ということがあると思います。


あまりに「手放さなければならない・・・」と強く思いすぎる・・

何度も「手放せたかどうか?」を確認しすぎる。

あ~「やっぱり100%手放せてないや・・・」みたいな感じですね


ある感情に過度にフォーカスしすぎると、そこに特別な思いや

チカラが入ります。

「執着」してしまい、逆にしっかりと握り締めている状態です。


意識的にも無意識的にも、そんなにがっちりと握り締めていたら、

手放したくても手放せないよね。


私の感覚ですが、手放す感覚はココロの中で「じわ~」と

嫌な気持ちの塊りや氷が溶けていくのと似ています。


気がついたら、自然に嫌な気持ちがトロトロと溶けていき、

だんだんその度合いが小さくなっていく・・・

最後には空気に混じってどこか行ってしまった感じです。


溶け具合のスピードも、その時の感情によってまちまちです。

写真素材 PIXTA(c) tomo2写真素材 PIXTA

1.まず自分が「嫌な感情や悲しみ」を持っていると認める


2.思いっきり「嫌だった~悲しい~」などと感じきってみる。


3.その後に「その感情を手放す。」と瞬間ココロに決める。


4.最後に、ココロもカラダも緩めて、自然の流れに身を任せる。


「手放さなければならない!」と頑張っていると、

ココロやカラダに緊張が走り、逆にしがみつくことになるので

手放すタイミングがどんどん遅くなります。


「緩めて自然の流れに身を任せる・・・」キーワードです



これは「楽しみ」や「喜び」にも言えるのだと思います。


「人生を楽しむ」にあまりに執着すると・・その「楽しむ」にしがみつく。


「人生を楽しまなければならない・・」という思いが、

ココロのどこかで、

「今、私は人生を楽しんでいないのではないか?」

「人生を楽しめない体質の私がいるのではないか?」

という懐疑心を生む可能性があります。


また、あまりに楽しかった思い出ににしがみついてしまうと、

「あの時は楽しかった・・」とずっと過去のピンク色に生きてしまって、

「今の私は楽しんではいない・・・・」といったパターンに

陥ることもあるでしょう。


「楽しまなければならない」という執着を一度手放してみる。


イメージは、手のひらにたくさん持っている「楽しみや喜び」を

風に乗せて飛ばしてみる感覚です。
写真素材 PIXTA(c) Vanri写真素材 PIXTA

楽しみ・・喜びのおすそ分け的な気分かな?

気持ちがいいほどに飛んでいきますよ・・

幸せが自分を中心にどんどん広がっていくイメージです。


ココロに余裕ができて、いつでも楽しみや喜びは

自分の内側にあり、それは常に感じ続けていることに

気づけるのでは・・・と思います。


「変化」も同じです。

「私は変化しなければならない・・」とあまりに執着すると、

「まだ変われない自分」が意地悪そうに顔をだしてきます。


「変化は自然に必ず起こる・・」といったんココロに決めたら、

あとは流れに身を任せて、やることをやっていくだけです。

気がつくと、変化は起きています。

私は人は自然の流れで、気持ちよく変化していくものだと

思います。



「ココロやカラダを緩めて、執着を手放すと・・・

 新たな思いや感覚が自然に創られていく」


明日は満月でデトックス日和です

月の光のシャワーと温かいお風呂で、ゆるりと手放してくださいね。