ずっと書けていませんでした、トラブル編。
では、トラブルズラーッと書きます。
1.また電車が遅れる
去年の夏休みにばぁばと長女と3人で京都に行ったとき、前日が台風だったため、倒木の影響で電車が遅れていたんです。
今回は台風ではなかったけれど、前日の夜中が暴風雨でした。
そしたらじぃじとばぁばが乗る電車が倒木の影響で遅延。さらに人身事故も発生したらしく大幅な遅れ。
遅延なんて予想もしていなかったので、ばぁばからのLINEを見て「京都旅行のときと一緒だ!」。
どうなることかと思ったけれど、駅で停車していた一本早い電車に乗っていたようで、結果的に予定より早く乗換え駅に着いたようでした。
2.じぃじ(74歳)、行方不明
今回の旅はこれに尽きますヨ・・・。
電車遅延に巻き込まれながらも、合流して何とか予定通り東京駅までついた我々。
東京駅京葉線ホームはめちゃくちゃ遠いところにありまして、そこから新幹線ホームまでかなり歩きます。
そして三連休の初日だったため、その道もものすごい人。
最後尾を歩いていたはずのじぃじ。エスカレーターを昇りきったらいない![]()
立ち止まってきょろきょろしている人がいるだろうと思って長男・長女・ばぁばと私でめっちゃ探しましたが見つからない。
電話をかけても、LINEをしてもつながらない。
新幹線の時間は迫っている。
私は次男を抱っこしている。
キャリーケースもある。
さぁ、どうする。
長女とばぁばに
「ここから動かないで」
「じぃじから連絡が来たら私に連絡して」
と言い聞かせ、私は次男を抱っこして、長男に同行してもらって京葉線ホームまで戻りました。
もしかしたら逆方向(丸の内・東京国際フォーラム方面)へ行ってしまったのではないかと思ったのです。
端まで行ったけどじぃじはいませんでした。
絶えず鳴らしている電話にも出ません。
長女・ばぁばと合流し、
「このままだと間に合わない。新幹線に乗ることは分かっているはずだから新幹線の改札まで行こう」
と歩き出したら、じぃじから電話が!!
私「ちょっと、どこいんのよ!」
じ「分からない」
私「改札出ちゃった?」
じ「出てない」
私「新幹線の改札口まで行ける?」
じ「行ける」
私「改札についたらまた連絡して」
私たちが改札についてからしばらくすると、再びじぃじから入電があり、中央口にいるとのこと。
京葉線から行くと、一番手前にあるのは南口なんですよ…なんで中央口やねん。
こっちへ来てと言ってもまぁ無理なので、我々が中央口まで移動し再び電話。
私「今どの辺?何が見える?」
じ「何も見えない」
私「(…は?失明したんか?
)じゃぁ、周りの景色を写真撮って送って」
じ「俺にそんなことはできない」
私「(![]()
)じゃぁ、近くにいる駅員つかまえて電話代わってもらって!!」
それすら一瞬ためらったじぃじでしたが、珍しく言うことを聞いてくれて、駅員さんが電話を替わってくれました。
何が見えますか?
階段を上がってきて下さい
改札のところまで来てください
と数分やり取りしたのちに、ようやくじぃじと駅員さん発見!!![]()
何度もお礼を言った後に
「これ、もう乗り過ごしちゃったと思うんですけど…」と新幹線のチケットを見せると
「いや、あと4分。ギリギリ間に合います!!」と言われ、ホームへ急ぐ。
長女にはばぁばと手をつなぐように頼み、
長男には最後尾からじぃじを見張るようにお願いしました。
駅員さんと電話している間も、大急ぎで新幹線ホームへ移動する間も、長男はずーっと次男を抱っこしていてくれました。
キャリーケースを引っ張って先頭を歩く私が、全員いるかどうか確認するために後ろを振り向くと、長男が険しい顔で「大丈夫だから行って!」と声をかけてくれました。
本当に長男が頼もしかった![]()
無事ギリギリ新幹線に乗り込んで、熱海へ出発!と思ったら…
3.新幹線、勝手に座ってる奴ら
前後2列でとっている我々の席の前列に、30代日本人男性二人組が座っている。
あれ?間違えたかな?とチケットを確認していると、
「あ、ここですよね。すみません」
とへこへこしながら前方へ去って行きました![]()
SNSでよく見るけど、本当にいるんだーーーとあっけにとられました。
これでやっと一息つけると座り込んで、しばし放心しておりましたら…
4.ボックス席に知らないおじさん
品川駅から乗ってきた老夫婦のうちのご主人の方が、3人掛けのうちの1席を予約していたようで、「ここ私の席ですよね」と。
そういえば次男(3歳)の席は取っていないことを忘れて、3人掛けを向かい合わせにしてすっかりボックス席にしてしまっていました。
三連休の初日だったので、こだまは満席だったようです。
横並びで5人席を取ればよかった…![]()
総勢6人の3世代旅行に、一人知らないおっさん…シュールすぎる![]()
こっちも気まずいけど、おっさんも気まずかったろうよ。
帰りもそんなんだったら嫌だな、と思って熱海駅でみどりの窓口の長い長い列に並んで確認してもらったら、帰りのこだまはスカスカ!
よっぽどのことがない限りわざわざこの1席に座る人はいないと思いますよ〜と言われ、実際他には誰も来ませんでした。
次男のことは色々織り込み済みだったんですよ。
歩かない
食べない
お風呂入らない
エレベーターのボタン押したい
エスカレーター自分で乗りたい
Youtube見たい
そんなのは全て想定内。
唯一想定を超えてきたのは、エスカレーターの右側に立ちたい、くらいでした。
まさかじぃじが行方不明になるとは…。
両親ももうそういう歳なんですよね。
頼る存在ではなく、ケアする存在であるという想定はしていませんでした。
その反面、長男がものすごく頼りになる存在に成長していたという喜びがあったのは、大きな収穫でした。
