皆さんは、バチ抜けという言葉を耳にした事ありますか?釣りされる方でもジャンルによっては聞いたことないって方もいらっしゃるかもしれません。
バチとは太鼓のバチや箸🥢から由来がきてるといわれ、何を指すかというと海釣りの生き餌に使われるゴカイのことをさします。あのウニョウニョした気持ち悪くて触れないで有名なあのゴカイですね。
あのゴカイがバチと呼ばれそれが普段川の泥ぞこにいるのに土の中から抜ける事からバチ抜けと呼ばれますがその前にお久しぶりですハッピーマックスみしまです。
さて、僕の活躍ぶりは充分に伝わったところである理由でバチ抜けが始まるのが早いところで12.1月〜遅くて6月まで、場所によってはさらに前後あるかもしれませんが都内で見られるのは大体この期間。
では、なぜに抜けるのか?
それは産卵活動のためです。
そう!色んな意味で抜くんですね!
しかしこのバチ抜けも好きな時に抜けるわけではありません、生物です。自然の摂理に従って最も産卵活動がうまくいくためにある周期で行われると言われてます。
では、まずこちらの画像をご覧ください
だいたい6時間ごとに満潮と干潮を繰り返してるのがお分かりいただけるでしょうか。
これはグラフにも書いてありますが中潮と呼ばれわかりやすい潮の動きです。
このあとに小潮〜長潮(ながしお)〜若潮(わかしお)と続きまた中潮に戻り、そして最も潮の満ち引きが大きい大潮を迎えます。
これは毎月この流れと思って大丈夫です
海で釣りをする人は必ずこのグラフをみて釣り場に立ちます、逆にこれを見ないで釣りをする人は達人の域かビギナーの方か僕も最初は気にしていませんでしたが若い頃それで死にそうになったのはまたいつか。
ゴカイは遊泳力が弱く自分の力じゃあまり上手く泳げません、つまり「あ!可愛い子いた!おーい!交尾しよ!」と言ってもなかなか相手のところまで辿り着けないんですね。
じゃあどうするか?
そうです、潮の流れを利用するんです。
そして皆さんもそうですがそう言った行為っていつ盛り上がりますか?
夜ですよね!
(僕は朝でも昼でもいつでも行けます)
つまり、夜に潮が動くタイミング。
なんなら潮がぐわ〜と大きく動く潮の時といえば?
そう、大潮や中潮の満潮から干潮に向かう夜の日になります。
つまりこのグラフでいうと満潮が18:59ここでいったん潮が止まります。潮止まりと呼ばれます
そして今度は一気に川の流れが逆になります
では、どんな感じなのか?今からお見せする画像がバチ抜けの時の荒川です。
もう何マンとかじゃないです
億の単位だと思われます。
草の茎とか葉っぱとかに見えますか?
これ全部ゴカイです
この画像は
先日の土曜日2022.02/19の20:30頃の荒川の平井大橋周辺です
下げが始まったのが18:40頃でした
最初はチラホラって感じだったのですが20時過ぎたあたりで橋の上からみたら抜けてる抜けてる。
そして橋の岸で撮ったものが上の画像です。
こんな現象が日本全国の一部河川(海と繋がってる川、堰とかで止められてると潮の緩慢がないのでバチ抜けはしないとも言われてます)で起きています。
もうこの様をみると昔六本木や渋谷のクラブに行ってナンパしにいってたあの頃のギラギラした青春時代を思い出しますよね。
で、ここからです。
こんな餌が大量に流れてくるわけですからこれらを捕食する魚にとってはたまんないわけです。
そんな回転寿司状態(待ってても向こうから餌がやってくる状態のことを意味する)の海ですから魚も当然上がってきます、そんな魚を狙うのが釣り人。
私もその1人で2月に入り毎週総武線は平井駅や新小岩、東西線では南砂町駅から徒歩で15分ほど歩き目指すは
ここは海の河口部分から約10キロほどの位置、対岸まで1キロから1500メートルほどでしょうか。
ここが先程の
#伏線回収
では実際の動画でご覧いただきましょう!
タイミングが合えば1時間で10匹も夢じゃない。
まさにアウトドアブームに乗っかりこれから釣り始めてみよーって方にもおすすめの釣りです
でわまたお会いしましょう!