ガリガリ君梨味で顔を洗いなさい。

ソーダ味でシャワー浴びなさい。

就寝前にコーラ味にそっと語りかけなさい。


レンジでチンしてやろうか?
と。


母はこの置き手紙を残して
35番目の愛人の元へ僕を残して去って行った。
サササーと。


僕は悔しくて枕元においてある
甲子園の砂をグッと握りしめ
また枕元に戻した。

手には甲子園の砂かと思いきやよく見るとプッチンプリンのチンの部分だった。

悔しくて泣いた。

涙かと思ったらハワイの海水だった。

その海水を濾過してる内に
母はまた僕の元へ戻ってきた。

すごく美人になって。

しかし着てるTシャツをよく見ると
お手洗い坂と書かれたどこかの地名T
だった。母はこれヴィトンよ。と豪語する。

俺はくやしくて悔しくて
枕元にあった鳥取砂丘の砂でお城を作って引きこもったんだ。

こうして俺は砂の王子様と呼ばれ始める。

テニスの王子様の3ランク下。

アッパーズへ来てくれないか?
ひまわりライブに来てくれないか?

俺は今を全力で生きるから。





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