昨夜は、弟子をスーパーレディM子さまと引き合わせた
M子さんの旦那さまが、高級中華レストランを設定にしてご馳走をしてくださった
お得意様のご夫婦には、コース料理の合間にお店からのサービスとして蟹肉の小籠包まで頂いた。
弟子には、服装コード(スーツ着用)と手土産(高齢者なので煎餅などのカタい物は不可!)と、予備知識を教えた。
M子さまに引き合わせたのは、四人目だ。
一人目は、ファッションショーの時に、花束渡し役をしたO君
二人目は、地下鉄で偶然会って私の職場に来たM子さまを私が業務中に話し相手をしたG君。彼のお祖母さまは、M子さまみたいなセレブなので、とても気に入られた。
三人目は、恩師のパーティの帰りをM子さまをタクシーでエスコートさせたR君
昨夜の四人目は、弟子の中でも特別枠で私のお付きを任せられるK君。超難関国立大学院合格者。
お礼の電話を今朝、するとM子さまから
「あなたは、良い人材を育てた宝物を持っているわね。とても良い事よ」
米寿を迎えられるM子さまに会った弟子たちは、皆、彼女のオーラの凄さと若さに驚く
会食のあとK君に話した。
「後輩だからというだけで、初対面の人に高級な食事をご馳走してくれる人に今後の人生で、会えるかどうか?分からないよ。
M子さまは、母校を愛してるから後輩によくしてくださる。
ご縁があった他人を歓迎してくださる稀有な方だから。
M子さまのような心の広い、豊かな人になれるようにね!」
私の両親、祖父母は、M子さんのような周囲に美味しい物を振る舞う環境で育った。
頂いたら、そのお礼にお好きそうな物を準備する。
短時間だけご縁のあった方々に何度も失望した。
誕生日祝いとか、ご馳走とか、そのまま当然のように受け容れてスルーされる度に、生きてきた環境の違いを痛感してきた。
無礼な人々は、川の流れのように去ってゆく。
M子さまから
「いろんなことがあったけれど、あなたに会えてよかったわ」
と、おっしゃってくださった。
私もM子さまと出会って、戦後の日本をいかに生き抜いたかという具体的事例を教えて頂くことができた
人とのご縁は、買えない宝物