招待状

本葬式の招待状が届きました。

大僧正となられた先生の本葬式です。

祝日に本葬式は設定されているのですが、祝日に仕事があります。

仕事を日程調整することは、今期は二度の海外プレゼンがあるので、変更できないのです。

本葬式を取り仕切られる僧侶としての一番弟子の先生にも、事情を連絡致しました。

先生の晩年にご縁があり、短期間でありながら先生の側近に仲間入りさせて頂き、様々なことを学ばせて頂きました。

先生の残された研究は、次世代の仏教研究に多大な貢献であることを実感致します。

中国で、こちらの仏塔調査の時に入口でペットボトルの水持ち込み禁止でチェックをしていました。

先生がお水が必要なこともあろうかと、私はバックから水を取り出し、上着に隠して持ち込みました。

Parisのお供のときも、タクシードライバーが遠回りをしたので、ドライバーを叱りました。

先生は、私が先生の為に喧嘩をしてくれた❗️と、後に笑いながら仲間に報告してくださいました。

仏像が大好きな先生は、情報量が多い特別講義では光り輝いていたのです✨✨✨

鉄道マニアな先生をParisのリヨン駅にご案内して、チケット購入し、停車中の電車に乗り込み記念撮影をすることを手配した時にはご満悦でした。

「余は満足じゃ❗️」

と、時代劇のようなセリフで大変喜んでくださいました。

偉大なる先生に、ベルサイユ宮殿でスィーツを召し上がっていらしたお姫さまの前世ですね❗️と、言いました。

お抱えのパティシエさんも親族にいるスィーツ、ショコラ、アイスクリームがお好きだった先生を思い出します。

昨年のGWには、ご家族旅行で山梨にもいらして、久遠寺を観光されてまたゆっくり来ますね❗️と、おっしゃっていましたのに。

生きている間に、後世に繋がる研究成果を出された聖人と交流できた奇跡を今後も誇りに思い生きてゆきたいと思います。

先生をParisの教会にご案内したときも、喜んでくださいました。

奇跡のメダイ教会に、次回、Parisに行く時には先生を追悼してきたいと思います。