価値観の相違

今夜の集会は、前半は講演も素晴らしくてよかった。

懇親会で名誉会長の演説に、ガッカリした。
女性の地位向上を誰よりも主張してきた名誉会長なのに、周囲の空気を読めない内容だった。

会長は、夫婦だけで子供がいない。
会合に向かう新幹線で会長は、望んでいたけれど子宝に恵まれず社会貢献の為に政治に携わって生きてきたことを話してくださった。
高齢な会員で自律して生きてきてシングルが多い会であることを承知しているはずなのに。

女性は、結婚をしなければ意味が無いとか、子供を産んでこそ一人前だとか、名誉会長は演説した。

私は、主体性が真理である❗️という、キルケゴールの提唱する実存主義に影響されているから他者の価値観によって揺らぐことは無い。
しかし周囲の方々の表情はシラけて場の空気は明らかに澱んでしまっていた。

それぞれの人生に与えられた課題があり、本人が幸福だと感じて生きてゆくことが大切だ。

他者の気持ちを読めない、自分の価値観を押し付けるような生き方はしたくないと感じた。