息子くんには小学生の頃から

仲が良かった幼馴染メンバーがいる


まさし君はその中のメンバーだった


驚いたことに

どうやらまさし君も学校を辞め

息子くんと同じ通信の学校へ入学したらしい


去年の冬休み頃

息子くんが学校辞める話を

幼馴染メンバーに伝えたところ

まさし君が個別で

「実は俺も学校行けてないんだよね」

と打ち明けてきた



日曜日

幼馴染メンバーでカラオケへ行ったけど

まさし君が学校を辞めたことを

他の幼馴染メンバーはまだ知らない



通信の学校の先生が言っていた


「今年、入学してくる子がとても多いです。

どこの学校も

不登校になる生徒が増えているみたいです」


息子くんの妹はいま中学1年生


中学でも不登校の生徒が増えているようで

1クラスに1人はいるらしい



どうしたんだろう、いまの学校

どうなっちゃってるんだろう、いまの子供達


なんでこんなにメンタルやられる子が多いのか




ママ友が言った


「症状は良くなってきたけど

もう昔みたいな息子には戻れない気がする」


「前のように時間で動けない。

身支度にとても時間がかかってしまう」


でも


「この道が正解だったのかはわからないけど

いつか笑って話せる時が来ることを信じて

前を向いていきます!!」



うん


息子くんが死を選ばなくてよかった

本当にそう思う


家族も大変だったと思う




ただ、息子くんの

「お母さんがいなかったからだよ!!」は

私的にもかなり衝撃的だった



私自身も責められているような

気持ちになった


苦しんでいる子供を見るのが辛い

でも親としてしっかりしなきゃ

でも親だってどうしたらいいのかわからない



「今」が辛くて死んだ方がマシだと

私自身学生時代に思ったことがある

もう楽になりたい


逃げ道がわからない


また明日が来るのがつらい



そう思い

自分の首に縄をかけたことも




でもできなかった



「学校辞めたい」と

学校や親に言ったこともある


悩みの原因は

「何か」がない場合もある事を

私は知ってる


蓄積される負の感情


私も親に悩み相談なんて

していなかった



ママ友が言っていたように

「いつか笑って話せる時が来る」


それは本当にそうで

抗がん剤の辛い時期の事だって

いまでは笑って話せる


前を向く

前へ進む



「頑張る」って本当しんどい時がある


三浦春馬さん

竹内結子さん

渡辺裕之さん

上島竜兵さん


亡くなる前までは普通だったとの報道

突発的に起こる衝動


「あ…もういいか…」


そう思ったらそこからは作業

終わりの場所を探し始める



みなさんの死生観はどうなんだろう


こんな話リアルではできない

きっと私も少数派



「前を向いていく」



勇気がいる事だと思う








中学の音楽の教科書に載っていて

当時からとても好きだった曲です

「想い出してください」/サンドイッチ



''人はひとりじゃ生きていけない

花もひとりじゃ咲けないものね


だから時には甘えるのもいい

優しくなれればいい''


''雨の日ばかりじゃないさ

きっと幸せもくるさ''