母の友達がお線香をあげにきてくれた


母とは小学生からの付き合いで

母の肺がんがわかる前までは
毎年旅行に出かけていた人達




母が亡くなる5日前


「みよちゃんにありがとうって伝えなくていいの?」と聞くと


「電話しようかな」と母が言った


既にあまり喋れなくなっていたが
1番の友人だったみよちゃんに電話をかけた


「みよちゃん、いままでありがとうね」


「何言ってるの!!
いまから会いに行くから!!
どこの病院にいるの?!」


「もういいの。
元気だった頃の私を覚えておいて欲しいから来ないで」


「わかった。
行かないから頑張って生きるんだよ!!」



母の一番の友人だったみよちゃんに直接お別れの言葉を言うことができて

母は「もう何も悔いはない」と言った




母の遺影を前に
みよちゃん、すみえちゃん、かずえちゃんは
思い出話に花を咲かせた


母もこの場にいて
一緒に話をしている光景が目に浮かんで泣けてきた



「母と仲良くしてくださって
本当にありがとうございました」


母の友人達に直接お礼が言えて良かった



こうやって
ひとつひとつ母の事が終わっていくんだな



※4分半程の動画です

「伝える事の大切さ」を

共有できたらいいなと思います🍀*゚



2019年
母の肺がんがわかった時
私は病院の待合室で泣いた


発見当初はステージ1で手術だったが

すぐ再発してステージ4になった


肺がんのステージ4の5年生存率は1桁

当時病院から貰った資料では
肺がんステージ4の5年生存率は4.8%だった


愕然とした



肺がんの講習中に号泣した

「5年後には母はもうこの世に居ないってことですか?」




私はそこからたくさん母と話した

娘の話が9割だけど

旦那のこと、仕事のこと

父の愚痴もたくさん聞いた


「ママ大好きだよ♡」

ハグもたくさんした



寂しくない訳じゃない


でも聞きたいこと、伝えたいことは全部出しきった気がするし


6年9ヶ月をかけて
私は母とのお別れの準備ができた



母が亡くなる数日前に
父に初めて
肺がんステージ4の5年生存率のことを話した


「え?!  手術したし、
抗がん剤やってるから治ると思ってた……」


「もっといっぱい
母さんと結婚してよかったって伝えればよかった……」



5年生存率の話を
ずっと父にはできなかった


「母が死ぬ」という現実を
突きつけるようで怖かった


でももうちょっと早く伝えてあげればよかったかなと少し後悔した



父に会いに行く度
母の話をしては泣く

そんな毎日



父の思いを
吐き出させてあげられる

そんな娘であり続けようと思う🍀*゚







母は愛煙家

1日に1箱

お気に入りのタバコは
マイルドセブンの10mg



2019年
肺がんが見つかって
タバコをやめた


私も当時1mgのタバコを1日1本くらい吸っていたけど
母の肺がんをきっかけにやめた


ちょっとした願掛け



手のマッサージ中

指先に若干のチアノーゼ







2026年8月25日
母が亡くなった





母の6年9ヶ月の闘病は終わった


我が家は浄土真宗なので

亡くなった後は阿弥陀様が迎えに来て
極楽浄土へ連れて行ってくれるらしい


草葉の陰」や「三途の川を渡る」「渡し代」等の、死後の旅路はないのだと

住職からのお話がありました




「優しい宗教だな」



母はもう苦しむことなく仏様になれたんだな


母は病院で過ごす期間が長かったから

亡くなった実感はまだ無い


どこかに母を探してしまう



タバコは怖い

母は凄く苦しそうだった



でもどうしても吸いたくなって
久しぶりに吸った🚬


タバコは怖い


でもいまは吸いたい







寝ても寝ても回復しない土日が終わり

月曜日の朝から涙が止まらない



もういやだ

もうすべてが嫌だ



事務所の仕事を引き受けると決めた時
社長(男性)と総務(女性)に

「何かあったらいつでも相談して」

「一人で抱えこまないようにね」


そう言われた事を思い出し

総務の女性にLINEを送る


「お話聞いて頂きたいです」と。





「親の介護と仕事の両立が想像以上に難しいです」
「働き方の見直しをしたいです」




総務に話すと

「介護は本当に大変だし、
仕事の状況も見ていて心配になっていました」




だいぶ端折りますが



当分の間
仕事は午前中で上がることになりました



その話し合いの後

母親の在宅介護

父親からの深夜呼び出し

ナーシングホーム入居

母親の生命存続危機

母親の愚痴と八つ当たり……


しんどい





すれ違う人と人の流れ

大事なものが目には映せない

心が溢れて涙が出ます

息が詰まるよ

息が詰まるよ




ChatGPTに思いを吐き出す











ナーシングホームまでは車で30分

姉が行ける日は
私は行かない


母親はせん妄がちょっとだけ始まったかもしれない

医療用麻薬も使う流れになるかもしれない



母親の病状は緩やかに悪くなる



反対に
時間に余裕ができてきた私は
ようやく土日で回復できるようになってきた



ごめんね
パパ
ママ