『鬼滅の刃、柱稽古編』『あしたのジョー2』『流浪の月』 | 自死遺族の私が感じたこと日々あれこれ~誰ひとり取り残さない社会へ~

『鬼滅の刃、柱稽古編』『あしたのジョー2』『流浪の月』

いよいよ、始まりました。

鬼滅の刃、新シリーズ。



正直、最初の鬼滅の刃熱からは随分と落ち着いてきましたが…しかし、新シリーズは見ないと。


そして、以前から見たいと思っていた映画『流浪の月』もやっと見ましたが、うーん、なんだか思っていたのとは少し違いました。





以下ネタバレ含みます。


この映画、小児性愛の問題なのかと思いきや、そうじゃなかった。でも、なんだか色々細かいところが気になってしまいました。


例えば、広瀬すず演じる更紗が暴力をふるう恋人の横浜流星演じる亮から逃げる時、家を借りれたのが、あれ?身寄り無いのに、しかもそこそこ家賃高そうなことろなのに、アルバイトなのに、そんな簡単に借りれちゃうの?


とか、子どもの頃の更紗を誘拐したとされ、少年院に入り、少年院から出てずっと引きこもりだった、松坂桃李演じる文がいきなりカフェ経営できちゃうの?それはそれで、凄いけど、私が活動目線なのか、そのへんのカフェ経営出来るまでの経緯が気になるとか、なんというか、まあ小説を映画にしているから、フィクションだし、小説には丁寧に書かれてるのかもだけど、そういうところが少し気になってしまいました。


劇中で印象に残った言葉がありました。


更紗が亮に「亮ちゃんが思ってるほど私は可哀想な子じゃないよ」という言葉。


亮としては幼児誘拐の被害者としての更紗を守ってあげているつもりでいたのでしょうが、そんな亮に違和感を感じる更紗。


そして、誘拐の被害者でもある更紗がたまたまバイト先の同僚に連れていかれたカフェで加害者だった文と15年ぶりに再会する。そして、お互いが昔のように惹かれあい、一緒に生きる事を決める。


それは誘拐事件の被害者と加害者。

他人から、社会からは到底理解してもらえない二人。


「人は見たいようにしか見ない」と更紗は言う。

他人から見ると何故惹かれ合うのか、理解出来ない二人だけど、そこには複雑な問題が絡み合う。


そうなんですよね。人は自分が理解できる範囲でしか、理解しようとしない。自分の想定外のことは理解出来ないし、見えない。見ようとしない。見たくない。私にもそういうところがあります。でも、理解出来ないものを無理に理解する必要なんてない。分からないものは、分からない、そのままでいい。


今回とても難しい役を演じる、広瀬すずちゃん。とても美しい女優さんで私は好きなのです。しかし、今回の役はなかなか大変だったと思いますが、演じる姿に女優魂を感じました。恋人役の横浜流星も、また、今までのかっこいいイケメンというイメージばかりの役が多かったように思うのですが、今回は全く違う役柄で新鮮でした。加害者の文の松坂桃李も複雑な役を演じ切っていました。


そして、ひさびさに劇場版「あしたのジョー2」も見てしまいました。何度も何度も見てるのに…


やっぱりカッコいいです。ジョー。鬼滅の刃もいいけど、ジョーのカッコ良さは今見てもはんぱ無い。


ジョーの悲しげな瞳。色気。昭和のあの時代特有のものですね。そして声優の西郷輝彦さんの声がまたジョーのキャラクターにピッタリ。


子どもの頃、アニメであしたのジョー2をやっていて、それを見て最後ジョーが真っ白な灰になったシーンで号泣しました。


今見直すと色々とPTAが黙ってないであろう表現が沢山ありそうですが…。


音楽も作画もそして、ジョー以外のキャラクターもみんないい。子どもの頃見た漫画だからなのか、思い入れが強くてついつい熱くなって書いてしまいました。


本当はNPOの事務作業など、やらなきゃいけないことは沢山あるんですが、懐かしくてついつい見てしまいました…泣


あと、活動については、今後の自分の方向性を悶々と考える日々です。まあ、いつものことですが。


この道が正しいのか、間違っているのか?これで良いのか?悪いのか?


どっちにしろ、何事もやってみないと分からない。不安ですが、自分の目指す方向に進んでいきます。それしかない。実行あるのみ。ずっとそうやってきた。


どっちにしろ、みんな最後はジョーみたいに真っ白な灰になるんだもの。燃え尽きて、やり残しのない人生にしたい。




今週の作り置き。色とりどりです。しかし、ブロッコリーが高いですね😭