本日はご参加いただきありがとうございます。
今日、皆様にお召し上がり頂くチーズをご紹介致します。
各チーズの詳しい情報は各リンクページでご覧いただけます。
先ず最初にお出しするのは、日本の山羊チーズ。
この20年程の間で日本のチーズ生産者は増加を続け、現在は北海道から沖縄まで全国各地に広がる300を超えるチーズメーカー、工房が国産チーズを生産しています。
その殆どは小規模な生産者ですが、特徴として一つの工房で、複数の乳種から多様なタイプのチーズを造っている生産者さんが多く、日本ならではの特徴を生かしたユニークなチーズも多く生まれています。
今回ご紹介する三良坂フロマージュさんは、広島県三次市三良坂町の山地で自然放牧された牛と山羊のミルクで、やはり様々なタイプのチーズを造られています。
季節感や地域性を意識したユニークなチーズも多く、中でも山羊のシーズンに発売されたこの3つは、夫々に風味はもちろん、食感、余韻が異なり、強烈な個性を持ったチーズ達です。
ワイン以外とのマリアージュも面白いと思いますので、それも想像しながら・・・食べ比べをお楽しみください。
残念ながら国産チーズは小規模生産者が多いこともあり、輸入チーズと比較して割高に感じるのと、流通が限られるので入手し難い(特に大阪は(^-^;)のが現状だと思います。
しかし未だ未だこれから楽しみな存在(国産ワインに続け!)ですので、機会がございましたら是非お試しください
ここからは、パリフロマジュリーHISADAさんから個人輸入で送ってもらったチーズ達です。
日本では「チーズ王国」を各地のデパートに展開されている(この春まで阪急梅田店地階に出店されていたのですが、残念ながら今は撤退されました)HISADAグループのパリ店舗です。
こちらでは母娘2代の日本人チーズ熟成士さんが育てたチーズを、日々パリジャンに提供していらっしゃいます。
そして、日本に居ながら、そのチーズ達をパリから直接届けてもらう事が出来ます。
サントモール・ドゥ・トゥレーヌ(山羊)
ロワールのシェーヴル(山羊乳チーズ)は色々な形をしているのが特徴ですが、バトン型ではこのチーズが代表格。表皮は木炭で覆われ、芯には藁が通されています。
「食卓の外交官」とまで言われ世界中でお馴染みのカマンベール。
その元祖カマンベール・ドゥ・ノルマンディーA.O.P(EUの原産地呼称制度)です。実は食べ頃が難しいチーズで、今回はやや若めですが、もっと熟成が進むと少しクセが強くなります。好みの熟成を見つけるのも楽しいですよ(^_-)-☆
カマンベールの原型となった、と言われているブリーはパリ周辺のイル・ド・フランス各地で古くから様々に造られて来たチーズです。
今回は、このブリーにサマートリュフをサンドしたチョッと贅沢なチーズです。
ブリーの溢れるミルクとトリュフの妖艶な香りのペアリングをお楽しみください。
今回、是非ともお届けしたかったのが、このシーズンだけフレッシュに楽しめる、このロカマドゥールです。
まるまる1個盛り皿とは別にお出ししますので、一緒に添えた生ハム、ピクルスと合わせてパクリと頬張ってください。
パリの朝食・・・気分になれるかも!
山羊乳チーズで有名なロワール地方ですが、このブロッソタンはロワール産の羊乳製。しかも通常は肉食用の品種のミルクで作られ、生産農家は1軒だけの稀少なチーズです。
フランスでブルビ(羊乳製チーズ)の代表的な生産地の一つ、ピレネ山脈一帯バスク地方のチーズ。
羊乳製チーズ特有のキャラメルを思わせる濃厚なミルクの風味、余韻を感じる事が出来ます。ジャムとの相性も抜群です。
羊をもう一つ、フランスを代表するブルーチーズのロックフォール。
その歴史は古く、羊飼いが放置したチーズに青カビが生えてしまったので、恐る恐る食べたら素晴らしく美味しかった、
のが今日まで愛され食べ続けられています。塩分が苦手な方は、パンやドライフルーツ、ハチミツとご一緒に。
「王様」と称されるチーズは幾つかありますが、このエポワッスもその一つ。
ブルゴーニュのマールで洗って仕上げるウオッシュタイプのチーズです。
今回は更にHISADAさんがマールで洗い追熟させていますので、かなりトロトロな状態です。
最後は、やはりこれもフランスを代表する山のチーズ、コンテです。
今回はそのVieux 24-30ヶ月熟成。
コンテの熟成期間は4ヶ月~36ヶ月ですが、製造された段階で1個ずつ熟成期間が見極められ、更に長期熟成に耐え得る個体が選ばれ熟成庫で時を過ごします。栗のような風味、ホクホクした食感、長く残るミルクの余韻は、是非手でちぎってお楽しみください。
個人輸入については、こちらのページで詳細ご確認ください。
どうしても送料が高くなりますので、グループでの共同購入もお勧めです。
Merci Beaucoup!