CSで『くらわんか』を旦那さんと鑑賞。
旦那さんと、というのが画期的!!
ついに!ついにやったよ!!
旦那が初めて「面白かった」と言ってくれたよ!
嬉しいっす!

しかしまゆさん(今日は蘭とむよりまゆさんと呼びたい(;^_^A)、
輝きが凄い!!
もう、美貌と才能と努力、向上心、誇り、
色んなものが顔に全身に現れて
眩しいばかりですよ。
まゆさんの和物の所作の美しいこと。
惚れ惚れしますわ。
この人は本質的に、
美に対する身体感覚が並外れて鋭いんだと思う。
同じ年数を音楽学校で勉強したとしても
その中でどれだけ自分の中に深く芸を染み込ませるかで
上達の仕方は全然違ってくるはず。
そう考えるとまゆさんは教わったことを一つも無駄にしない人なんだろうというのが見て取れる。
そうじゃなかったら音楽学校で初めて日舞を習った人が
あそこまで完成度の高い踊りなんてなかなかできるはずがない。
まゆさんの踊りは亡くなった中村勘三郎さんの軽妙で粋な動きを思い起こさせるほど
こちらの心を愉快に浮き立たせる踊りだな、と思った。
技術的なことはよくわからないけど、
芸事として、あれだけ心に訴えるものを演じたまゆさんは
やっぱりただ者ではないです。
あれで研10とか、化け物ですわほんまに(←関西弁うつった)。
あの段階でも天海祐希以上に立派にトップ張れたと思うで。

まぁ、いつものオッサン的目線の話もすると(;^_^A、
あのくらいの年頃って女の子としての魅力もすごい花開く感じなんだよな。
個人的感想だけど研10前後の頃のまゆたんって
ちょっと神がかった美女っぷりだと思う。
(もちろん今も超絶美しいんだけど。)
危なっかしいほどの無邪気さゆえに周りの男を狂わすような、妖気を孕んだ美しさとでも言うのかな。
鈴木京香とか壇蜜とか森奈みはるちゃんとか、
男の理性を激しく揺るがす色気。

こーいうの思ってるの私だけなのかもしれないけど、
魅力的な男役って、ほぼ例外なく女性として「おとめ」として魅力的なのよ。
人間の魅力って、根っこを辿ると男も女も大して変わらないのかも。

まゆさんはトップになるまでに時間がかかったけど、
女性としての魅力とか体力とか
(余計なお世話だけど)卒業してからの人生設計とか色々考えると、
やっぱりもう少し早くトップにしてあげてほしかったなぁ、と思う。

いや、子どもとか産めばいいってもんでもないけどさ、
やっぱりジェンヌさん達も普通に女性として結婚とか出産とか考えたりもするだろうし、
トップを目指したらそういうことを半ば諦めなきゃいけないかも?とかそういうのって
ちょっと酷かな、とも思うんだわ。

…夜中にブログ書いてたらだんだん支離滅裂になってきた。



つーか何となくCSつけて『ベルばら』見ながら書いてたんだけど、
おはなさまが気持ち悪くて気持ち悪くてマジでこの人受け付けないわ私。
機械仕掛けのでっかい蝋人形みたい。
ファンの人には申し訳ないけど、ほんとこの人の何が良いのかさっぱりわからないです。
目が底無し沼みたいでただただ不気味で怖い。
能天気お馬鹿の蘭はなちゃんの方が怖くないだけまだマシに思える。
宝塚96期いじめ裁判のこと、
私は未だ忘れられないんですが。
あの裁判の原告で無念にも宝塚を去った子が
AVデビュー?→発売中止だとかいうのをネット上でチラッと目にしまして…。

何かショックです。
彼女の立場にならなければ決して彼女の気持ちはわからないし、
容易く批判はできないけど、
ただ私の気持ちとして…
裁判に勝って潔白が証明されたのだから、
彼女には胸を張って新しい人生を生きて幸せになってほしいと思ってました。
それなのにこんな自爆テロみたいなことをやったら、
世間には彼女の方にも何か問題があったんじゃないかみたいに思われちゃうじゃんか。
日本は裁判ってもの自体に寛容じゃないから、
宝塚に対して裁判起こしたおかしい子、みたいな扱いを受けたり、裁判に勝ったのに後ろ指を指されることもあっただろうと思う。
犯罪レベルのいじめを受け、長い裁判にやっと勝っても入団は許されず、
どれだけ苦しかっただろう、と思う。
でも、それでも負けないで幸せになってほしかった。
悔しい。
本当に、本人じゃないことを祈るのみだし、
発売中止で本当によかった。
これ以上自分を痛め付けないで幸せになってほしいです。
それが一番の復讐だと思うから。
こんなまゆたんの退団寸前なんてゆうタイミングでHDDレコーダーが壊れたので(T△T)
やけくそでタカラヅカスカイステージを流しまくってそのまま見てるんだけど、
ちょっと待った。
月組トップ、ダンス下手すぎね?
技術が高くなくても見せ方で魅力的に見せるとかそういうのもなく、
ただ下手なのを垂れ流してる感じなんだけど、
どゆことこれ?
チラッと見ただけで放送事故な感じなんだけど、
本番の舞台フルで見たらどうなっちゃうのこれ?

私的にタニちゃん以来の事故物件なんだけど。
えー。
いや、他のブログで月組トップがひどいっつう話は聞いてたけど、
興味なかったから見てなかったんだ。
ていうかきりやん&まりもちゃんの時は何かすごい良い感じの組だった印象なのに、
何がどうしてこうなった。

ああやっぱり宝塚は終了フラグなのか?
未涼亜希退団ですか、そうですか。

彩吹真央が退団し、
涼紫央が退団し、
北翔海莉が専科に行き、
愛音羽麗が退団し、
春風弥里が退団し、
悠未ひろが退団し、
蘭寿とむが退団し、
壮一帆が退団し。
辞めた人だけで立派な組が作れそう。
いっそのこと新宝塚でも作って先にブロードウェイデビューでもしたらどうですかね?
本家の宝塚よりよっぽど良い公演ができそう。

まあそんな訳で…
劇団の理不尽な人事にはもう驚きませんね。
ただひたすら呆れる思い。
宝塚終わったな、って感じです。
見たい気持ちを削がれる人事ばっかりだ。
じゃあ見なきゃいい、と劇団の偉い人達は言うんでしょうかね。
『ラスト・タイクーン』が自分的に良かったのが何でかなーと勝手に分析して勝手に垂れ流してみる。

蘭とむの役が気に入ったのは、
彼女自身のキャラクターといい感じに真逆でいい感じにかぶってるところにあると思う。

共通点としては、蘭とむも芸事の追究に妥協を許さない厳しさを持っているところ、
そして違うところは、蘭とむは強引に周りを引っ張るタイプじゃないところ。
これがいいんです!
蘭とむの素の「厳しさ」はそのままに、
役者としての弱点であった「性格良すぎないい子」の面に
真逆なキャラを被せることで
蘭とむのクールな男らしさを引き出している。
うまいと思うわー。

そして、蘭とむの宝塚生活を思い返してみると、
長らく二番手をやっていて、
主役に対抗する役とか、ちょっと癖のある役で輝いてた時に
私も蘭とむに惚れた訳で。
ところがトップになるとどうしても綺麗な役ばかりが回ってきて、
根がおそろしく清く正しく美しい蘭とむは
トップになった途端にちょっと可愛くなってしまったのが
何とも歯痒かったりもした訳で。

で、最後に回ってきた役が、
二番手にありそうな感じの「綺麗じゃない」役っていうのは正直嬉しい。
よく演らせてくれた!と思う。

全体を見渡して周りを立てる人だからこそ演じられた役じゃないかな。
今まで見た中で一番無理なく演じられてるように見えた。


この無理なく演じてる感じは、
蘭とむの体の重心にも現れてる。
彼女はわりと長いこと胸のあたりに重心があって、
そのせいで男役として線が細く見えることもあったんだけど、
今回の公演では重心がしっかり腰まで落ちてた。
ちなみに体の重心で言うと、
蘭とむさんが憧れていた剣幸さんの現役時代の映像とか見ると
ジーン・ケリーばりにずしりとした重心が腰にあって、
それが剣さんの持つ抜群の包容力に繋がってたと思う。

今回の蘭とむは剣さんと重なって見えるほど、腰がしっかりしてた。
『コンガ!』の時みたいに腰を振ったりしなくても
色気が匂い立つようだったのは
この重心の変化によるところが大きい。
体つきが別人だった。
すごく安心して見ていられた。

赤面王子とか言われて
セクシーさを持ち味にしてた頃もあったけど、
その武器に頼らない蘭とむの成熟した色気を見られたことがとても嬉しい。

本当に、本当に綺麗になったと思う。
イルカじゃなくても歌いたくなるわ(笑)
春野寿美礼さんがトップの頃の花組ってほとんど見てなくて、
見ててもほとんど記憶がない。
思えば真矢みきさんが退団してタモちゃんがトップになった頃から見なくなったんだった。
昔のあんまり組換えがなくて二番手さんがわりと確実にトップになれた頃の宝塚が私は好きだったけど、
正直タモちゃんはトップとしては微妙だと思ってた気がする。

…まぁそれはともかく、
春野さん、改めて見て、やっぱり私ハマらなかった訳だなぁと。
何かわからんけど、私の思う花組っぽくないんだ。
彼女から感じる色が、どっちかと言うと星組とか…もっと言うと紫苑ゆうさんとかに近い。
良くも悪くも「完成されちゃってる」感じ。
何をやってもオサさん、って感じ。
安定感があって良いとも言うんだろうけどね、単純に私の好みじゃないだけで。

自分を役に近付けていく役者タイプと役を自分に引き寄せるスタータイプがあるとすれば
私の好みは役者タイプで、オサさんはスタータイプってことだ。

私の思う花組のカラーは、
時にストイックに時に大胆に役に飛び込んでいく誇り高さのような気がする。
花組の男役は層が厚いと云われるけど、
それは下級生にまで徹底して役者であることを要求する厳しさが受け継がれてるからなのかな、と。
あ、そういえば真矢みきさんはものすごいスターだったけど、
彼女は本質的に役へのアプローチが斬新な役者タイプだと思う。
それが彼女の個性になり、結果的にスターになってたんだろう。

春野さんの話に戻ると、
春野さん自身はトップとしての輝きは十分だけど、
周りが春野さんの陰になってる感じがする。
それが花組っぽさを無くしてるし、
あれじゃ周りは育たないと思うぞ。

この頃のまゆさんのことを見て
「上手いけど華がない」と思って覚えがあるけど、
トップがオサさんじゃなかったらまた違ったのかなぁ、なんてふと思った。(批判とかじゃなくてただの想像の話ね)


あと全然関係ないけど
昔のまっつさんが蓮見ゆうやくんとそっくり、
昔の一花ちゃんが風花舞さんそっくり、と思った。
夢にまゆさん出てきた\(^-^)/
ゆーひさんまで出てきた\(^-^)/
歴代OGまで出てきた\(^-^)/
福夢すぎるー(≧▽≦)!

つーかまゆさん髪伸ばしてたお。
超絶美女。
ああいい夢見た。
蘭とむ退団記念のグラフとか色々見てて、
ハタと気付いた。
私、蘭とむを「熱い人」だと全く思ってなかった!
何か蘭とむ本人も周りも「情熱」とか「パッショネイト」とか言ってるけど、
彼女の魅力は物静かなお嬢さん、というところにあると私は思う。
発散するタイプの「情熱」よりもむしろ
一人の人を言葉にも出さず想い続ける「情念」というか、
深くて静かな感情の持ち主のように感じてた。
だからこそ「情熱」も強くなるのかもしれないけども。

舞台上では情熱を発散することを彼女は長年個性としてきたし、
確かにそれも魅力的ではあったが、
彼女の情熱は、例えば同じラテン系でも
サンバよりタンゴのようなダンスでこそ活きた感じがする。

明るそうに振る舞っててほんとは全然そうじゃないところが好きなんだよなぁ。
もちろん情熱もバイタリティもある人だけど、
一人の部屋に戻った時に小さく溜め息をついて、
別れたくなかった昔の恋人のこととか不意に思い出して
こっそり控え目に涙をこぼしてそうなところがいいんだよなぁ。
そういうのが透けて見えるのに、
というか端から見ればバレバレなのに、
いつも元気で明るく振る舞おうとしてる感じが健気で可愛いところで。


『ラスト・タイクーン』がおいら的に良かったのは、
立派に見えても本当は色々悩んでるんだよなぁ、みたいな
リアルな蘭とむを想像させるつくりになってたせいもあるかも。

女性が男役として舞台に立って、
それで女々しさを見せてなお究極に男らしくあるのって
ものすごいことだよ。
男役をあれだけ極めた蘭寿とむだからできた役ってことだ。
(…そういえば余談ながら、だいもんの役も女々しい役だったけど、
あれだけのリアルなダメ男の女々しさを演じただいもんはマジで凄い。
だいもんはこれからの宝塚を背負って立つ逸材っす。)


てゆうか蘭とむに女々しさを見せることを要求した生田先生はかなり高い確率でドSな変態だと思う、私と同じで(笑)。


ついでに『ラスト・タイクーン』の作品自体についても書いとくか。
私この作品の詰め込み感は結構好き。
アメドラとかの見すぎなのかもしれないけど、
テンポとして似てるんだよな。
アメドラって同じ1秒でも画面と音による情報量が多いから、
全部をセリフとかで言わせなくてもちゃんと伝わるし理解できる。
ドラマとか映画の場合は撮影技術とか編集技術とかの関係もあって
セリフ以外の情報が濃縮しやすいだろうと思うし、
それと比べたら舞台は全く違うメディアだから
見せ方は全然違うはずなんだけど、
どちらにしても、「全部をセリフで語っちゃう」ってのはあんまり粋じゃないと私は思ってて、
そういう意味では、セリフ以外の情報量をガンガン増やせる優秀な花組に宛てて書いた脚本として
アリだと思った。
各々役者さん達がきっちり役を掘り下げてきた感があったので、
薄っぺらく表面的な話にならなかったと思う。

わかりやすい起承転結のある話でもなかったけど、そこがいい、みたいな。
たぶん単純に自分の好みにはまっただけで
客観的に優れた作品かどうかはわからないけど、
私は正直、作品としてとても気に入っている。

蘭とむ論じゃなくて大君論になってもーた。
花組らしい、スーツ芝居でした。
まゆさん、以前と別人みたいに素敵でした。
悩みとか迷いを突き抜けた、男役を極めた美しさでした。

個人的に、この蘭とむが見たかった!ようやく見れた!と思いました。
かっこ悪い男をかっこつけないで演じる、それが最高にかっこいい、という
男役の真骨頂を見せてくれたように思います。
今回は、セリフを綺麗に言い過ぎる感じがなかった。
「思い残すことばっかりだ」という難しいセリフにちゃんと感情が乗っていた。
蘭とむの役者としての一番の欠点は「怒り」の表現が下手くそだったところだと思うんですが
(性格良すぎるのも考えもんだ。。)、
ちゃんと怒ることのできる人間として舞台に立つ蘭とむを最後に見られて本当によかったです。
蘭とむの立ち姿にこれほど感動したのは初めてです。


あと、問題の(ーー;)蘭はなちゃんも今回はそんなに邪魔になってなかったと個人的には思ってます。
蘭はなちゃん自身も少し成長してやっと及第点まで上がってきたのかわからんけど、
それ以上にもう蘭とむがよすぎてよすぎて、
なんだろう、世間でよくある「イケメンの隣に微妙な女の子が(苦笑)」現象っていうんですかね、
イケメンって傍から見ると「なんでこんな女と?」みたいな子と付き合ってることって
ありがちだと思うんですがw
(つーかうちの旦那がイケメンで私が微妙な女だよ、悪いか(ーー;))、
あんないい男の蘭とむが惚れるんだから何かしら傍目には見えない魅力があるんじゃないかと
思わされたおwww。
そんな妙なリアリティまで感じさせてきた蘭とむすごすぎ。。
男役も器が超絶でかくなればダメダメな相手役ですら魅力的に見せることができるのか!!
とちょっと衝撃的でした(笑)。

まあ人それぞれ感想はあるでしょうし、
気に入らない人は本当に気に入らないのかもしれないけど、
私、たぶん甘いんでしょうね(苦笑)。
でもそれでいいんです、脚本等々含め、おいらはあの蘭寿とむを見られて幸せでした。

ぶっちゃけショーは全然好みに合わなくてややがっかりだったけどね。
選曲が全然好きじゃない。
このショー作った人は、
自分の聞いてきたすっごい狭い範囲の音楽でショーをつくってないか?
ロックが嫌いな人間もいるんだよ・・・。珍しがられるけど。
それに、芝居がスーツものだからって、
スーツ物の場面いっこも作らなくていいのかよ!
ヤンさんの退団公演のリンダ・ヘイバーマンの振付みたいな名場面くらいつくってくれよ!
黒燕尾のシーンは良かったけどさ、
全体的な印象が、花組っぽくない。
私の感覚だと、どっちかというと星組っぽい。
花組がやれば花組っぽくなるってもんでもないと思うんだけどなー。
あのショーが好きって人もいるだろうからそれはそれでいいんだけど、
お芝居が私の中でよすぎただけに、幕間に期待値上がり過ぎてただけかもしれん。

まあ、そんなかんじです。とりあえず感想ですた。