冷凍庫整理ででてきたロシア産ワカサギ。
タチウオのエサになるが、身持ちが悪い。
IQF(バラ凍結)だし、業務用スーパーなどで年中手に入るので便利だが、何投かするとボロボロになる。
そのため出番が少なくなり、いつまでも冷凍庫の住人。
タチウオの活性が良いときは良いエサなのだが...
思いきって、解凍し塩漬けにしてみた。
ワカサギと塩を1対2くらいで半日漬け込む。
IQFなのでグレーズ(氷の被膜)掛かってるのと、基本淡水魚(産卵、幼生期は海)なので水分多い。
半日漬け込むが、内臓多い(腹腔広い)ので浸けきれない。
表面は固くなったので、取り敢えずここまで。
先程も言ったが、ワカサギって淡水の生活長いので、海水魚と比べ匂いや味が乏しい。
おまじないかもだけど、自作の集魚剤に漬け込む。
材料はこれ!
家にあった食用赤色3号と和風だし、ホタテ貝味の調味料!
これを適当に混ぜて、飽和塩水加えてからシェイクして出来上がり。
よく味の素とかだけ足すヒトいるけど、自分的にはちょっと違う気がする!
大学で、水産飼料学のゼミにいた経験上の感想!
魚って人間より味覚鋭く(一万倍とも)、口内だけでなく、体表にも味蕾細胞持ってる。
そのため嗜好性が高いエサしか食わない。
いわゆる、味のマッチザベイト!
味の素ってグルタミン酸と1%以下の核酸(リポタイド)の混合調味料。
もし、フィッシュイーターが反応するなら、核酸の匂いの方が誘引効果高い気がする。
「昆布が海のなかで出汁がでないの何でだロー」
食いが良くて、栄養価高い養殖用ペレット(乾燥エサ)の研究してたけど、成分の大半はフィッシュミール。
いわゆる、大量に採れるけど食用に不向きな魚介類の乾燥粉末。
グルタミン酸など添加したことない。
一般的に魚が好きと言われるアミノ酸はフィッシュミールにほとんど含まれる。
フィッシュイーターならなおのこと!
フィッシュイーターは動物性アミノ酸やペプチド、タンパク質が好きに違いない。
また、魚は本能ででそのエサが、食べるべきかどうかを見分ける。
言い換えると、忌避すべき化学物質を見分ける。
例えば、pHでも中性に調整しないと食いが悪い。
栄養素としてアスコルビン酸を足したら、苛性ソーダで中性に戻したりしてた。
市販のとある釣り用の液体の集魚剤。
忘れてて5年くらい常温放置したけど、匂い的に腐ってなかった。
腐敗細菌のクロストリジウムとか酵母の匂いなかった。
容器はポリエチレンなので、加圧高温滅菌してるわけ無いし。
実際に無菌試験したわけで無いけど、容器が膨張してなかったことも考えると、某かの防腐処理がなされてると思う。
pH調整とか保存料とか。
pH調整して酸性に傾けると魚は嫌うし、保存料添加するとも苦み成分増えるので本能的に嫌う。(人間もそうだけど苦味って本能で毒と感じる)
魚が好きなグリシンとかアラニン、イノシン酸や核酸などは分離精製物をそれぞれ添加するより、魚介類ベースのエキストラクトの方がいろんなアミノ酸とか普通に入ってるので嗜好性高いし、安く作れる。
だから、今回はかつおぶしエキス、ホタテエキスの入った出汁調味料2種を混ぜた。(残ってただけだけど)
魚介由来のXO醤とかオイスターソースのほうが良いかもしれない。
まあ、これでもおまじない程度。
疑似餌と違って魚がベースだから、基本の味はある。
なんか、話しが逸れぎみだけど、もう一丁!
魚の食い付きについて、美味いと思うことと集魚効果は別けて考えた方が良い気がする。
魚釣りってなんで時合いがあるのか?
大きくは生きるためのエネルギーの問題。
生存のエネルギー<摂餌エネルギーの場合に食いが良くなる。
潮が動くと、プランクトンが集約し、それを狙うベイトが集中、摂餌効率良くなって、条件満たすから食いが良くなる。
魚って人間と違って、アミノ酸やたんぱく質を直接エネルギーとして使える。
ただエサにも旬があり、エネルギー蓄積するには、脂質の存在も重要。
水中での、味覚、嗅覚へ訴えるのはアミノ酸より脂質だと思う。
市販の集魚剤ではアミノ酸ばっかりフィーチャーされるけど、脂質はオイルにしてもワックスにしても、液体に混ぜにくいので商品化しにくいからだとじゃないか。
油を一滴水に垂らすと、拡散力がよく解る!
昔は集魚剤としてイカ油とかラードとか、淡水ならサナギ粉も脂質で魚を寄せてた。
最近は、イカ油とか価格高騰して手に入りにくくなったが、まだいわし油とかは手に入りやすい。
魚は高度不飽和脂肪酸を多く含むので、魚ベースの漬け込み餌に使うならオメガスリーとか、オレイン酸でも使えるかも。
脂質にアミノ酸などが乗っかり、集魚効果(範囲)高くなると思う。
タチウオで食いが悪いとき、脂質の多いサンマやサバを使うみたいに。
脂質って、液体集魚剤には混ぜにくいと思うけど、味覚に影響の少ないレシチンとかでエマルジョン化すれば使い道もありそうな気がする。
漬け込み後に絡めても良いかも。
本当に話し逸れたけど、塩漬けはこれで完成!
ワカサギの塩漬け、味付け、着色バージョン!
すごく真っ赤!
テストしてみよう!
それにしても、読み返すと酔っぱらってるとは言えひどい文章。
最後に、タチウオよく釣る人は集魚剤に頼らず、誘いで釣ってる感じするので、集魚剤とかは多少のプラスアルファでしかないと思う。