暗闇に眩しい光
臓器を押し上げる爆音
テキーラにはレモンを
そもそもお酒なんて好きじゃない
かすれた声にはCASTERの煙草があればいい
ここは欲望の箱
みな目の前の欲望に躍る
こんなにも浮き世離れした世界じゃ逆にうまく酔えないわ
異国の人に手をとられ
手のひらに唇を落とされた
あっちでは濃厚なキスシーン
あっちでは聞こえないふりして体をこすりつけあってる
酒にのまれたやつ
三時間後には頭痛を伴うほどのダンス
みな過去や未来など考えないのだろう
楽しそうなひとたち
みな楽しそうだ
私だけだ ろう
この場所にこんなにも不釣り合い
煙草の味にしか現実味がない
声をかけるやつもいない
そもそもうるさすぎる音楽にリズムなどない
私だけ。
このうるさすぎる箱でこんなにも静かな人間、私だけ。
それが兎に角気に食わないのだ。