リコーダーという名称については古英語のto recordに小鳥のように歌うという意味がありこれを語源とする説が有力であるが、名称の由来について確かなことはわかっていない。ただバロック時代には小鳥に歌を教えるための「バードフラジョレット」と呼ばれる小型の管楽器が考案されていることから関連があるといわれている。
発音原理は、同じくエアリード楽器であるフルートやオカリナと大きな違いはなく、エッジの付近における気流の乱れが振動源となり、管の内部の空気(気柱)が共振して音が発生する。音孔を開閉すると、気柱の実効長が変わるので共振周波数が変化し、音高を変えることができる。
フルートのような横笛では、歌口に吹き込む空気の束(エアビーム)を、奏者が自らの口唇によって調節しなければならないが、リコーダーはウインドウェイによってエアビームが一定に保たれるので、単に息を吹き込むだけで容易に音を出すことができる。小学校低学年でも簡単な演奏が可能である上、構造がシンプルでプラスチックを用いると安価に量産できることもあって、初等教育に用いられるようになった。しかし、息の強さや気温によってピッチが変動してしまい、補正がフルートより難しい楽器なので、高い演奏技能を修得するには、やはり相応の才能と努力が要求される。
私が、リコーダについて記事にするのは、これで2度目だと思う、(正確には、検索により10件ヒットするが、リコーダーを主題にしたものは1つ)吹奏楽ではほとんど使われることがない楽器だが、私は、少し思い入れがある。
もうずいぶん昔のことなるが、私は社内でリコーダ.・アンサンブルを組んでいたことがあって、それなりに楽しかったのだが、数回の練習で消滅してしまった。以降は、リコーダは、あまり吹いていない。どちらかというとペニーホイッスルに傾倒した。
チューバ吹きが小さな楽器にあこがれるのは、ある種の性(さが)のようなものだ。
話を元に戻して、リコーダという楽器であるが、この楽器の持つ郷愁をさそう素朴な独特の音色は、オカリナにも通じ、独奏という形式でも、多くの素晴らしい楽曲が残されている。
もういつ買ったかも忘れてしまうほどの昔、ふと目に入ったマリオン・フェアブリュッヘンによるJACOB VAN EYCK/Der Fluyten Lust-HofというCDを衝動買いした。
そのCDを聴いて、もちろん彼の演奏は気に入っていたが、かといって特別のファン意識も持たず年月が過ぎ、そして、最近、手持ちの音楽の整理をしていて、このCDについて調べてみたら、びっくり、私の持っているCDは、ネットではヒットせず、かわりに同じ題名の2枚組の彼のセレクションCDがヒットしました。それ以外にもHMVのディスコグラフィには沢山の彼のCDがヒットしました。
こうなると、聴いてみたくて仕方ありません。でも未だにオンライン・ミュージックを買うのは、なんとなく嫌なので、多分CD注文になると思いますが、これだけあると、どれを聴こうか迷ってしまいます。
まあ、うれしい悩みですけどね。
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特にこの記事には関係ありませんが、私がかつてリコーダについて書いた記事です。

