1968年六本木に誕生したルコント。
東京オリンピックの年に
ホテルオークラの技術指導者として来日した
シェフパティシエ
アンドレ・ルコントさんのお店です。
その後、青山に移転し
レストランやブラッスリーを開店して
とても親しまれていましたが
残念ながら2010年に閉店。
2013年に広尾に再オープンし
それからまた贔屓にさせて頂いてます。
無添加でフランスそのままの味を守っている
ルコントのお菓子はお使い物として
焼き菓子を購入することが多いです。
銀座店、日本橋三越、羽田空港にも
店舗がありますが
今のことろカフェは広尾だけ。
この日は久しぶりに
スワンとスウリーを頂きに立ち寄りました。
残念ながらスワンが売り切れ。
代わりにガトー・ド・フォレノワールを
頂きました。
ドイツ語名は
シュヴァルツベルダー・キルシュトルテ。
ドイツ語圏のお菓子ですが
フランス アルザス地方は昔ドイツだったため
アルザス地方のガトーでもあります。
この地域は地名や食べ物に
ドイツの名残が見られ
建築にもドイツの名残がありました。
この美しいヴェネチアングラスの
シャンデリがある階段を降りていくと
地下にフレンチカフェがあります。
１階のショーケース前にもテーブルがあり
そこでもスイーツを頂くことができます。
素敵なルコントのカフェは
私の大のお気に入り。
窓がないのが少々難点ですが
シンプルでセンスが良く
とても落ち着く空間です。
地下のカフェの壁にも
階段とお揃いの素敵な
ヴェネチアングラスブラケットランプが。
懐かしのスウリーは久し振りに頂きました。
紅茶はオーガニックディカフェアールグレー。
さすがフレンチです。
フランスはオーガニック天国。
ディカフェのアールグレーで
しかもオーガニックを出すカフェは
東京広しと言えども多くはありません。
添加物フリーのガトーが頂けるルコント。
もう閉店しないでほしい名店です。
カフェだけではなく以前のように
ブラッスリーもできるといいなあ。
そして銀座にもカフェがほしい。
美味しくてセンスが良くて
大人気になること間違いなしです。
Add: 港区南麻布5-16-13
Tel: 03-3447-7600
Map: https://a-lecomte.com/shop/
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