たまに１時間半ランチタイムが取れた時に
「藪蕎麦」又は「まつや」で
おそばを食べてから立ち寄っていた
甘味処「神田 竹むら」。
今年で創業88年の
池波正太郎が通った
老舗中の老舗 和菓子店です。
竹むらは揚げ饅頭と粟ぜんざいが有名。
まさにその二つを頂きました。
まず、お茶ではなく
おめでたい事に欠かせない
桜茶が出てきます。
う〜んいい香り。
雑穀の粟は健康に良いとされ
お餅に比べてお腹にたまらないので
おやつに最適です。
江戸時代はお米を年貢として納めていたため
お米は貴重で
農民の主食は稗や粟でした。
揚げ饅頭は本当に美味しい！
油で揚げてありますから
何個も頂くことは難しいですが
美味しくて２個もぺろっと頂いてしまいました。
中はこしあんです。
いくつかお持ち帰りしました。
次の日冷めた揚げ饅頭を頂きましたが
冷めても美味しかったです。
お店は昭和５年に建てられた
３階建て木造建築。
ご存知のように
現在木造建築は建築法で
２階までと定められていますので
とても珍しい木造建造物です。
東京都選定歴史的建造物に
指定されているのも納得。
竹むらのある神田須田町１丁目近辺は
まつや、藪蕎麦、いせ源、ぼたんと
歴史的建造物が点在し
昭和初期の香りが残る
ノスタルジックな雰囲気。
外国人旅行者も多いようです。
因みに藪蕎麦は残念ながら
2013年に火災で半焼し
現在は面影を残して建替されています。
私が伺った時
アメリカ人らしきお嬢さん達が
恐る恐るぜんざいを召し上がってました。
上記写真は日本語メニューですが
英語のメニューもありました。
大人気店のようで
私は平日の夕方に伺いました。
週末は列ができるそうです。
中の写真撮影はNGでしたので
お見せできないのが残念です。
お座敷と椅子のテーブル席があり
レトロそのもの。
サザエさんの雰囲気です。
私が頂いている時も
揚げ饅頭や葛餅を買い求めるお客が
ひっきりなしに出入りしていました。
平日のお昼時以外又は
11時の開店時に行く事をオススメします。
Add: 千代田区神田須田町1-19
Tel: 03-3251-2328
Map: http://www.kanko-chiyoda.jp/tabid/328/Default.aspx
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