食と農の博物館
数年ぶりに世田谷線に乗って
世田谷区東京農大の「食と農の博物館」へ
大嶋農場さんが主宰する
手前味噌作りに行ってきました。
いきなり余談ですが
私が学生の頃
世田谷線の電車は木造でした。
昭和の香りがプンプン(当時昭和でした笑)する
とても趣ある緑色の電車で
世田谷線ファンでした。
一体いつの話という感じですが
今は黄色なんですね。
話を元に戻しまして
お味噌は必須アミノ酸が９種類も含まれ、
炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル、
食物繊維など栄養の宝庫。
チェルノブイリ原発事故直後に
ヨーロッパ各国から味噌の買い占めが
あったことは有名な話です。
解明には至っていませんが、
味噌が被曝に良いことは
過去の結果から実証されています。
世田谷線の電車はむかし緑で木造でした
原発事故直後
抗加齢医学専門医の青木晃先生の講座を
聞きに行きました。
長崎の爆心地から１.８ｋｍの場所にあった
当時フランシスコ病院医院長の
秋月辰一郎博士の記録で
被曝には玄米と味噌の食生活がよく
味噌は内部被曝・外部被曝ともに有効。
味噌の産地は関係がないが
長期熟成の味噌が一番有効だ
という話を聞いてきました。
そして、麦味噌がいいそうです。
また、味噌は乳癌にもいいとされています。
そういえば子供の頃
軽い火傷をしておばあちゃまに
お味噌を塗られたのを思い出しました。
内心味噌？！とびっくりしましたが
痛みが和らいだのを覚えています。
火傷にはオロナインの時代でしたから笑。
今は火傷には患部を流水の後
メディカルレベルのラベンダー
エッセンシャルオイルを直接付けています。
数十分後には痛みがなくなり跡も残りません。
でもこの手当はアロマセラピーから言えば
邪道のようですので悪しからず。
途中みつけた世田谷通りにあった可愛い黄色の自転車
日本は唯一の被爆国
(アメリカ国内の核実験で近隣住民が被曝しており
その点からいえばアメリカも被爆国です)。
線量は少なくなったとはいえ
まだ放射能は福島原発から放出され続けています。
福島だけではなく近隣の県や関東も
危ないと言われていますよね。
放射能はどこに流れて溜まるか
分からないからです。
自然栽培の農家さんのお話ですが
千葉と北海道で同じ時期に同じ作物を検査したところ
放射能濃度が高く出荷できなかったのは
北海道だったという話がありました。
原材料は大豆と塩と米麹だけ
仕事がハードで体調不良になったこと
長年の肌トラブル
胃腸が弱くピロリ菌退治と
ポリープの簡易手術を受けたこと
と、幾つかの要因が重なったからでした。
最初に厳格なマクロビオティックを始めました。
私の場合、現在は一部だけ
ここ数年、放射能汚染で
マクロビオティックを取り入れている方が
増えているようです。
玄米と味噌はマクロビには欠かせない食品です。
そしてマクロビはオーガニックが基本。
今回のお味噌作りの原材料は
大豆と米麹と海塩と水だけ。
大嶋農場さんの有機大豆と有機米に
赤穂の塩です。
温度管理で変わりますが
約９〜１０ヶ月熟成して来年夏頃には
お味噌の出来上がりです。
自分で捏ねたお味噌を食べるのが楽しみ。
赤味噌は約１年熟成
白味噌は水飴や酒粕を添加しているものもありますが
基本は赤味噌と同じく大豆と米と塩でできており
熟成期間が短く２週間以下。
白味噌と酒粕のお味噌汁も
美味しくて私は好物ですが
放射能除去を気にするのであれば
赤味噌の方がいいようです。
☆TRINITY WEBマガジン記事
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