こんにちは。
老舗中の老舗会員制フレンチ
村上開新堂の記事です。
友達が予約してくれて
知る人ぞ知る明治７年創業
村上開新堂へ行ってまいりました。
開新堂のクッキーとマドレーヌの
頂きものをしてから大ファン。
会員しか買えないクッキーを大分前に頂いて
納得のお味だったのを覚えています。
半蔵門に用事があったときは
必ずマドレーヌを買いに立ち寄ります。
焼き菓子も美味しいうえに原材料が素晴らしい。
１階は焼き菓子がメインの「山本道子の店」で
２階がフレンチレストランになります。
有名なクッキーとゼリー(上記写真)は会員の予約販売のみ。
お味、盛り付け、サービス、雰囲気、
テーブルウエアーと全てにおいてパーフェクト。
お酒が飲めずスパークリンググレープジュースで乾杯。
ピンク色のテーブルクロスとジュースがマッチしています。
カラーを合わせたのは偶然ではなく演出だと解釈。
アミューズ・ブッシュはホタテとお豆のムース。
丁寧な仕事です。
前菜はオマールエビのパリブレスト。
エビ味噌も入っていて絶品。
洋菓子店から始まった開新堂さんならではのアイデア。
お惣菜スイーツのようです。
パンも自家製でしょうか。
バターはAOPバターだと推測。
お皿が私も自宅で使用しているベッキオホワイト。
自宅で食事をしているようで落ち着きます。
青森十三湖しじみのクリアースープは人参が少し入っていました。
しじみがフレンチになるなんてどんな味なのだろうと
想像力を掻き立てるスープ。
滋養スープとはまさにこのことだと思うほどのお味で絶品でした。
同じ味は出せませんが自宅でも試行錯誤で作ってみようと思います。
イノシシのグリル プラムソース。
ジビエとして蝦夷鹿は最近よくフレンチで見かけますが
フレンチでイノシシ肉ってどんなだろうと
興味をそそられてオーダー。
しっかりした肉質で
脂身がしつこくなくさらっとしていて
臭みが全くない上質なお肉でした。
これも絶品。
村上開新堂の伝統デザート ゼリー。
昭和初期から変わらないお味。
トップの写真１０種類のゼリーから
ミントとチョコレートを選びました。
子供の頃どこかで頂いたことがあるような
懐かしい味がしてしかもとても美味しいのです。
全種類頂きたいくらい。
こちらは予約販売していますが
新規客は紹介が必要です。
プチデザートのマドレーヌとクッキー。
開新堂ならではのスイーツです。
マドレーヌは１階で購入できますが
クッキーは予約販売のみで、新規客は紹介が必要です。
シャンデリアが素敵です。
私達が最後だったので写真を撮らせて頂きました。
英国大使館の裏手にありまして
焼き菓子は予約なしで購入可能です。
京都にも初代のご兄弟が開いた村上開新堂があるようで
西洋菓子の販売のみで予約無しで購入可能のようです。
検索してみたらお写真がでてきまして
レトロな昭和初期の洋館のような建物が素敵です。
いつか京都開新堂にも行ってみたい。
東京村上開新堂に話を戻しまして
サービスも良くてこのお味にこの盛り付けであれば
お客様は離れないだろうなと思いました。
顧客には名前で呼んで下さいます。
このような紹介予約システムが可能なのも
明治７年創業の老舗中の老舗だからできること。
実に１４１年の歴史があります。
因みに開新堂は洋菓子屋から始まり
レストランは昭和４０年開設なので
今年で５０年になりました。
様々なお誘いがあったようですが
先代は量産体制は味の低下を招くと出店は一切断り
広告代にお金をかけるなら味の向上にお金をかけたいと
広告は一切行わなかったそうです。
この精神が今のこの味に活きているのだと感じました。
オーガニックレストランではありませんが
原材料やお店の姿勢からオーガニックレストランの
カテゴリーに分類しました。
まだまだ少ないフレンチ経験ですが
今まで頂いたフレンチの中でも
上位に入る美味しさでした。
私はリピーターになると思います。
他に行くなら開新堂さんへと思うほど気に入りました。
予約して下さったお友達に感謝です。
お食事後はお友達の心温まるおもてなしに心が癒されました。
私が大好きなヘレンドとハート♥です。
きっと私のハートと紅茶好きを
前もって調べて下さったのだと思います。
そういう心遣いができる大人な男前の女性です。
会うたびにいつも彼女からは気づきを頂いております。
村上開新堂
Add: 千代田区一番町２７
Tel: ０３－３２６１－０３６
Map: http://www.kaishindo.co.jp/access/
＊ディナーとクッキーや生菓子は紹介予約のみ。
始めました。
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