私の食に対するスタンスの内容の過去記事を再アップしました。


日本は「みな同じ」を良しとする国。こうでなければいけないとか、こうであるべきとか。義務教育で「みな同じ」を基本としているので、「みんなと違う」といじめの対象になってしまうことも多いようです。

 

日本人は得てして「他人との相違を尊重すること」が苦手な国民です。
 

人は親兄弟でさえ全く同じ人はおらず人それぞれで、「みな同じ」は厳密に言えば有り得ないことです。その有り得ないことをしようとするから、私のように窮屈で息苦しく感じる人が出てくるのでしょう。

 

日本は単一民族国家で独自の文化が発達している国。日本の常識も世界では非常識になってしまうこともしばしばです。


 

3.11以降日本から外国人が退去し、かなり少なくなりました。

 

各国大使館も東京ではなく関西に拠点を移している国も多いようですので、放射能汚染基準が高い海外の国々から見て東京も危ないと判断していることを意味します。 
 

私はこの窮屈さのストレスを外国人の友達や元同僚に会うことで、ストレスリリースしバランスを保っています。

 

つい先日は前チームメイトの香港在住スイス人とランチをしたのですが、視野が広く物知りで、別の物の見方や考え方に触れることができ、話していてとても面白く、会話が弾みました。
 

いつも私の周りの外国人と話していて感じるのは「他人との相違」をよく分かっていて「違うことを尊重すること」がベースになって会話が成り立っていることです。

 

私もそうでしたが異文化で苦労しているのでよく分かっているのでしょう。これはあくまでも私の周りの外国人の話しなのでお忘れなく。
 

 

食に置き換えると、マクロビオティック、ローフード、ベジタリアン、ヴィーガン、フルータリアン、玄米菜食、ゲルソン食事療法、ケトジェニックダイエット、デュカンダイエット、パレオダイエットなど様々な食事療法やダイエット法がありますが、自分に合ったものが一番だと私は思っています。
 

だから、絶対マクロビオティックが良いとか、ローフードが良いとか、ヴィーガンが良いというのは私は無いと考えていまして、その逆も然りです。これらの食事法は良いところもありますが良くないところもあります。
 

例えば、ヴィーガンやベジタリアンに不足する栄養素で、有名なのがビタミンB12と亜鉛。不足してしまうビタミンB12を補うためのヴィーガン・ベジタリアン専用サプリメント「ニュートリショナルイースト」があります。

 

そして、これらの食事法を実践していると、体質要するに体が変わってくるのですが、と同時に心も変わってきます。食べ物はその人の思考まで変えてしまう場合も多々あります。
 

 

思考と言えばマクロビは世界平和の願いが込められた食事法ですし(注:マクロビはクシ、リマなどのいくつかの派がありますが、櫻沢如一が石塚左玄の食養から発展させた初代マクロビオティツクのほうです)、ヴィーガン・ベジタリアン・玄米菜食は昔からの健康的な食事から伝わったのではなく宗教から派生したものです。

 

よって、ヴィーガン・ベジタリアン・玄米菜食は健康になる食事法なのかと言えば、そうではないという専門家も多いのも事実です。
 

 

大昔の人々は食べ物が入手できずに栄養不足で病気になることはあっても、生活習慣病になることはありませんでした。食べ物さえ手に入れば健康体でした。
 

日本人であっても大昔の人々は狩りをし肉を食し、海に囲まれた日本では海や川で獲った魚を食して、その他は木の実やフルーツを食べていました。

 

魚については約1万年前の縄文時代の貝塚から魚の骨が発見されえていることから日本人の祖先が魚を食していたことが分かります。

 

野菜を食べるようになったのはずっと後で、野菜は自然の食べ物ではなく人間の手が加えられた食べ物です。自然食が人間にとって最適なのであれば草食動物か肉食動物にもよりますが、単純に考えて肉食(畜肉と魚肉)は体に良い食べ物になります。
 

 

少し話がそれましたが、様々な食事法を試した私の経験上あまりにもストイックにひとつの食事法を厳格に続けていると、思考も偏り柔軟性が無くなるのではないかと最近思い始めています。
 

理由は周りにそういう人が少なからずいるから。自分達の食事法が一番で、他は認めないという考えの人がいて柔軟性の無い人になってしまっています。
 

私が日々生活に取り入れている食事法と言えば、マクロビオティック、ローフード、玄米菜食、パレオ食などですがなるべくクオリティの良い本物の食べ物を食べて、食事法のいいとこ取りをしているので、一つの食事法を続けていると思考が偏ってしまうのではと思うのかもしれません。
 

しかも、私は子供の頃両親から「好き嫌いを言わずに残さず食べなさい。食べ物の好き嫌いがあると人の好き嫌いも出てくる」と言われて育ちました。

 

両親はもう70歳を過ぎているので若い世代の人達には聞き慣れない話かもしれませんが、私くらいの年齢の人はこの言葉を両親から言われて育った人が多いんです。
 

何が言いたいかと言いますと、好き嫌いではありませんが特定の食べ物を食べないのもこれに当てはまり、あながち親が言っていた言葉は間違っていないということです。
 

 

長くなりましたが、これは前出の「日本人は他人との相違を尊重することが苦手な国民」に通じるものがありまして、物の見方は一つではなく無限にあり、異なるものを受け入れることは平和や幸せにつながることはある程度の社会経験のある大人であれば周知のことなのではないでしょうか。
 

「物の見方」の「物」が球体だとしますと、横からも上からも下からも右斜めからも左斜めから「物」の見方はひとつではなく数えきれないほど無限にあります。角度によっては見えない部分もあり、球体全体を見ないとすべては見えません。
 

これは私の思考のベースになっておりまして、私が上からしか物が見えないとしたら下から見る外国人や横から見る外国人または自分と違う考えを持った日本人の考えに触れてみると、自分の視野も広がり、柔軟性も出てきて、人間の幅も広がっていくような気がします。
 

それは球体の地球も同じで、地球にある様々な国では、様々な食文化があります。食文化を物の見方と置き換えて考えると、ひとつの食事法が絶対と言っていますと、その人の思考が偏っていくのは当然のことなのではと考えてしまいます。
 

 

人はそれぞれ体形・体質・食歴・食の好み・性格・環境などのバックグラウンドが違うわけで、これらが自分にとってどんな食事法が合うかの選択要素となります。食事法のどれが良くてどれが悪いとは言えず、自分に合いそうなものを試してみないと実際のところ分かりません。
 

だからどの食事法が合う合わないはその人によって異なり、その食事法を実践した結果として 自分が健康で幸せを感じらればそれでいいと私は思います。

 

 

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