今年もまたインフルエンザが猛威を振るっているという話をよく耳にする。
会社で隣りのデスクの女性が熱っぽいというので、エキナセアを会社に持っていって勧めてみた。
彼女はこれを1日3回に分けて飲んで早く帰宅し、十分に睡眠をとったら次の日は治ったようだった。
今年は寒波で例年に比べて乾燥がひどいように感じる。
人間の体は正直で私の場合、目の周りは痛みを感じるほど乾燥し、唇がガサガサ、肌は粉をふいてしまった程。
人生初のこの乾燥肌状態なのだから、風邪が流行るのも無理はない。
こんな季節に重宝しているのが、昨年11月末に訪英した際に
健康食品チェーン店Holland and Barrett (ホランド&バレット)で買ってきたエキナセアのハーバルエキス。
インフルエンザ、風邪、、ウイルスや細菌に対する体の免疫力を高める効果があるハーブだ。
効能をきちんと調べてみた。
エキナセアは北アメリカ原産のハーブで、キク科の多年草植物。
ネイティブアメリカンが、解毒や風邪症状の緩和、皮膚病など広範囲に用いられてきた。
毒蛇に噛まれたとき、エキナセアを傷口に擦り込み毒素を外に出したり、
化膿した傷の洗浄に使用されたという記録もあり、インディアンハーブと呼ばれている。
(ハーブ図鑑より)
瓶の後ろに書いてある使用方法は、
Mix one ml of extract in a little water three to six times daily,
1ミリリットルのエキナセアエッセンスを少量の水に混ぜ、一日に3-6回飲む。
preferably with meals. Do not exceed stated does.
食事と一緒に摂取した方が良い。 服用量に注意のこと。病気には必ず前兆がある。
病院で処方されるケミカルな薬を極力飲まないようにしている私は
風邪気味だなと思ったら、このような代替医療薬で悪化しないように予防するようにしている。
というのは、2005年冬にインフルエンザでタミフル服用後、インフルエンザ自体は治ったものの、
鬱気味で一か月くらい会社以外は自宅にこもりがちになってしまった経験があるからだ。
その後、タミフルは2007年3月に「原則的に10代の服用は禁止」になった。
イギリスではホメオパシー、ハーブ療法をはじめとする代替医療は英国民に強く支持されている。
西欧の多くの国でホメオパシーは科学的根拠がないと保険が打ち切られる中、
チャールズ皇太子の後押しもあり、イギリスでは未だに保険がきくそうだ。
医療関係者ではないので言及はあえて避けるが、個人的には
代替医療は効果的に使えば体に負担をかけずに病気を予防できる素晴らしい医療だと思っている。
エキナセア エッセンスに話を戻して、イギリスで出会ったハーブによる風邪の予防法。
体に負担をかけたくないという人は是非試してみて。
日本でもネットで購入可能 。
試しに飲んでみたが、「良薬は口に苦し」そのままだった(笑)。
ハーブも服用方法を間違えば、副作用があったり毒にもなり得るもの、服用方法は必ず守って。