TOKYO ECO & ORGANIC LIFE

     

  肌ではいまだに苦戦している私は肌がキレイになるという言葉に滅法弱い。

  寝不足や仕事が忙しくなるとてきめんに肌に出る。

  昨年様々なことが重なって肌がとんでもないことになり、治るまでに6ヶ月以上かかった。


  現在のお手入れはクレイ で化粧落としと洗顔をして、アムリターラ の化粧水を顔全体にパッテイングし、

  同じくアムリターラのモイスチャージェルを目の周りにつけるだけとかなりシンプル。

  そして、気を付けているのは、食事と生活習慣と心の持ち方。

  肌をキレイにしたかったら、化粧品だけでは意味がなく、食事が一番大事だと何度も記事にした。

  詳細はこちら をお読みください。

  とはいっても「化粧品が一番気になる」というのは女性共通の関心事。

     

  化粧品は化学物質の塊で、オーガニック化粧品と云えども天然由来の植物性ではあるが化学物質は入っている。

  大事なのはそれが毒性のあるものか、アレルギー性のあるものか。

  また、毒性もアレルギー性もない成分でも自分に合うものか合わないものかが大事だと思う。

    

  天然成分、自然派、ナチュラル、無添加など化粧品のうたい文句はたくさんあるが、

  これらの成分をよく調べてみると 毒性、アレルギー成分が入っているものもあって、

  使える化粧品は意外と少ない。

  そして、専門家でない限り私達に見分けがつかない成分名が多くとても複雑。

  化粧品の成分表示についてはこちら をどうぞ。


  つい最近ではアレルギー成分が含まれていて問題になったのが、有名女優さんが宣伝していた茶の○○○石鹸。

  石鹸の原材料に含まれていた加水分解コムギ末が運動誘発性アレルギーがあると報告があり回収となった。

  この加水分解コムギは保湿剤や乳化剤として化粧品に使われている。

  この茶の○○○を使用して被害にあわれたブロガーさんがいらしたのでこちら を読んでみて下さい。

         

  世界的な免疫学者安保徹教授によると、アレルギーは現代病だそうだ。

  ヨーロッパのオーガニックコスメ認証を取った正真正銘のオーガニック化粧品と云えども、

  植物成分によってアレルギーを起こすこともあり得る。

  このように、アレルギー人口が増加するにつれて、私のように化粧品選びにも

  苦労している人が多いように思う。

          

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  そこで、どんな化粧品を使えば肌がキレイになるのか具体的に知りたい人にお勧めなのが    

  生活評論家、薬剤師、化学物質の専門家である境野米子先生の著書肌がキレイになる!!化粧品選び

  境野先生は東京都立衛生研究所(現東京都健康安全研究センター)で、食品添加物、農薬、重金属など

  について研究していた化学物質の専門家。


  国内及び海外の有名化粧品ブランドからマイナーブランドまで化粧品会社の実名を挙げて、

  どこの化粧品会社のどの商品はどこが良くてどこがよくないとはっきりきっぱりと書いてある。

  基礎化粧品からメークアップ化粧品、日焼け止めまで掲載されている化粧品は幅広く、

  具体的で化粧品会社のマーケティング戦略での信頼度、何が良くないのか良いのか事細かに明記されている。

  買ってはいけない化粧品会社と化粧品が実名で掲載されているので、ここまで書いちゃっていいのと思うほど。


  素肌を守るための化粧品の選び方と使い方を抜粋すると、

    

  1.ふだんの化粧はシンプルに

    健康な肌の女性なら基礎化粧品は化粧水だけで十分。メイクに関してはポイントメイクを心掛ける。

  2.基礎化粧品の選び方

    乳液や美容液は安定性に問題があり、変質しやすいので避ける。化粧水は油分が入っていないもの、

    発癌性のあるタール色素の入っていない、色のついていないものを選ぶ。

  3.よそゆきメイクの時は成分に目をつぶる

    マニュキアには発癌性物質が含まれているので特別な時に塗るものと考える。

  4.メイク化粧品の選び方

    ファンデーションは合成界面活性剤を含むリキッドタイプは避け、パウダータイプを選ぶ。

    目の周りは脂分が少なく一番敏感な部分と言われいるのでアイシャドーやアイライナーは毎日

    しない方が賢明。

    発癌性や環境ホルモン作用のあるジブチルヒドロキシトルエン(BHT)やジブチルヒドロキシアニソール

    (BHA)が酸化防止剤として入っているものは避ける。

    *とはいってもメイクしたい方にはこちら を読んでみて下さい。

  5.化粧落とし

    合成界面活性剤の入った洗顔剤やクレンジングクリームは使わず、石鹸で化粧を落とす。

    石鹸も合成界面活性剤の入っていないものなど石鹸選びにも気を付ける。

    *石鹸に関しては賛否両論あり、私は石鹸洗顔はなるべくしない派です。

  6.紫外線対策の基本は帽子、長袖、日傘

    発癌性や環境ホルモン作用が指摘されるオキシベンゾン(紫外線吸収剤)が含まれるサンスクリーンは

    避ける。日本では紫外線のはっきりとした増加は認められないと報告させれいる。化粧品メーカーの

    過剰な紫外線が危険などの広告に惑わされない。

  7.髪を染めると髪が傷む

    酸化型染毛剤には発癌性や環境ホルモン作用のある原料が使われている。パーマネント剤やシャンプーも

    合成界面活性剤が使用されており、美容師さんの手荒れやアレルギーが多いのもこのため。

  8.化粧品の保存にも注意する

    化粧品には製造年月日が入っていない。お店を厳選し古い化粧品を買わない。直射日光や高温を避け、

    引き出しや戸棚にしまう。開封後の保存はクリーム・乳液で半年、化粧水は1年、メイクアップ化粧品は

    2年が目安。

  9.日本人とヨーロッパ人の肌質は違う

    名古屋大学医学部早川教授は「日本人の肌の方が白人のそれより弱くかぶれやすい」と指摘。

    海外有名ブランドの化粧品は慎重に選ぶ。

 10.外国製化粧品を買う時の注意ポイント

    海外の化粧品は有害成分が多く使われており、香りも強い。

    ホルムアルデヒドを発生させるイミダゾリジニルウレア、フタル酸エステル類、

    ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)やジブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ベンゾフェノン類の

    4つの成分が含まれているものは要注意。

   

    要するに普段は薄化粧でシンプルケアを心掛け、海外のブランド化粧品は避け、

    発癌性や環境ホルモン作用のある成分が入っているものも避けること。

    でもこの成分がよくわからないんですよね。成分表ブックでお勧めなのはこちら


    さらなる詳細はこの本を読んでみて下さい。

    これを読むと今使用している化粧品を使えなくなる人もでてくるかも。                         

                  肌がキレイになる!!化粧品選び/境野 米子
                        

             *この本はオーガニック化粧品については記載がありませんのでご了承下さい。


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