【防衛力強化を妨げているのは民意?】 | 杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

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【防衛力強化を妨げているのは民意?】
昨日は早朝の書道教室の後、自由民主党国防議員連盟の勉強会に参加。「我が国の防衛力の抜本的強化」ー南西諸島等の公共インフラの活用、その課題と展開ーと題して、米沢敬一氏(元空将補 航空自衛隊西部航空方面隊副司令官)と内嶋修氏(元海将補 海上自衛隊自衛艦隊司令部幕僚長)にご講演いただきました。
お二人が口を揃えておっしゃったのは、「防衛力強化を妨げているのは【一部の声の大きい人】に先導された民意である」ということ。
例えば、空の防衛力を強化しようと思うと、戦闘機などが着陸できる空港をできるだけたくさん用意しなければならない。が、一般の空港に戦闘機や米軍機が一時不時着しただけでも大騒ぎになる。このような状況では、国民の安全は守れない。海についても同じで、「一般の港湾に武器を積んだ船は寄港するな」というのが今の世論である。
これを変えなければいくら予算を確保して、戦闘機や潜水艦が増えても、空港や港湾が整備できても、何にもならないということです。
我々が取り組まなければならないのは予算の問題だけでは無い。今までこうした問題を放置していたことに対して、現場が強い危機感を持っていること。私も防衛問題の根底にある深い問題だとずっと思っています。