国連改革の困難さ〜杉山晋輔前駐米大使の講演 | 杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

衆議院議員「すぎた水脈(スギタミオ)」の公式ブログです。

外交部会・外交調査会では、国連改革について杉山 晋輔前駐米大使にお話を伺いました。外務省を辞められて1年経った杉山氏。
「国連を改革しようとしても拒否権という既得権を持っている国がそれを手放す訳がない。これまで散々やったができない。いくら言ってることが正しくても、日本が言って実現することは絶対にない。できもしないことをやれと言われ、できないのは努力不足と言われても…」と、国連改革の難しさを本音で語ってくださいました。
それよりは日本が中心となって他国を巻き込んで「第二の国連」を作る方が現実的であると。
私からは、
・日本は英・仏の2倍、ロシアの4倍の分担金を支払っている。日本が支払わなければ国連は潰れる。それを交渉カードに使えないか?
・国連に対し、日本国民の認識は、凄い権威のように認識している。「国連=連合国=戦勝国」であることも日本が未だに「敵国条項」から外れていないこともほとんどの国民は知らずに盲信している。この状況を変えることが急務である。
と、発言しました。