先日、自民党中央政治大学院主催のまなびと夜間塾で、中北 浩爾 一橋大学大学院社会学研究科教授の講義を拝聴しました。テーマは『保守合同とはなんだったのか』。
1955年(昭和30年)11月15日、保守合同によって誕生した自由民主党。
その時代背景、性質、そしてそれ以来長きに渡って政権運営を行ってきた(自民党政権でなかったのは5年半ほど)強さについてわかりやすく説明をしてくださった。
・国際共産主義勢力が武闘派から平和攻勢へと路線変更。その浸透工作を阻止するための「保守合同」だった。
・自民党は非イデオロギーの地域土着政党。(当時、共産党、社会党以外はなんでも受け入れた。)
・強さの秘訣はリベラルの政策を取り入れたこと。特に労働者に寄り添う視点は後の「所得倍増計画」に繋がる。
・自主憲法制定も目指したが、それを訴えても選挙に勝てない。票にならないという理由で当初は党の政綱の最初に掲げようとしたが、結局一番下の6番目となった。
など、色々勉強になりました。
講義の様子はこちらでご覧いただけます💁♀️(一番最後に私が質問しております)