要望を出し、それを予算に反映させる、省庁に働きかけて政令,省令の改正をするのも国会議員の仕事 | 杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

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衆議院議員「すぎた水脈(スギタミオ)」の公式ブログです。

最近、「要望ばっかりやってないでさっさと法案作れ!」「野党議員が2時間でできた法案を何故自民の議員はできないんだ」「法案を作るのが国会議員の仕事だろ!」という声をたくさん拝見します。
私も野党時代、法案を作りました。維新にいた頃には、外国資本による土地取引を規制する法案を中田宏先生達と作って提出しました(当時の記事→ https://www.sankei.com/smp/politics/news/131126/plt1311260025-s.html)。また、次世代の党の時には家庭で育児や介護をする方々を支援する女性活躍法案を、それこそ法制局の方とやりとりしながら、一人で作りました。
が、それらの法案は未だ実現していません。
議員立法法案は超党派で議連を作り、何回かの国会会期を経たものがやっと成立に漕ぎ着ける、とても時間がかかるものです。私も過労死防止法案やリベンジポルノの法案に携わりましたが、かなり時間がかかりました。
「今はそんなこと言ってられない、スピーディに!」というのであれば、要望を出し、それを予算に反映させる、省庁に働きかけて政令,省令の改正をやることの方が余程近道です。
我々はそれを地道にやっています。岩をも砕く気持ちでやっています。
今回の10万円給付ももし、自民党内から全く声が出てなければいくら公明党や野党が言っても動かなかったでしょう。党内の声が大きくなったことも結果を出せた要因ではないかと思います。